「...And Justice For All」 Metallicaの1988年発表のアルバムタイトルである。直訳すれば「全ての人への正義」か。まぁ、正直言うと、そんなものなんか世の中には存在しない。それが成り立つには、日本人は精神的に未熟過ぎるとしか言えない。
 もっとも、諸外国でも、そんなものは存在していないだろう。仮にそんな国があったとしても「経済的先進国」ではないだろう。金は人を狂わせ、人道的な正義なんてものは、金の前には簡単に消し飛ぶのだから。

 さて「こいつはいきなり何を言い出すんだ?」と思う人もいるでしょうが、自分って元々こんなややこしいことを考えては思考の迷路にはまってしまうタイプなので。

 で、まぁ、なんでこんな話になったかというと、話は至極単純で、自分の最大の趣味であるオートバイなんですけどね。朝まで気持よく飲んでて、歩道を歩いていたら、タンクトップに短パンのにーちゃんが乗ったオートバイが、歩道を歩いている自分の横をさも当たり前のように走り抜けていった・・・と。自分が酒を飲んでいなくてオートバイだったら、話は簡単。しばらく煽りたおしてあげてから、適当な場所で停めて絞めてさしあげるぐらいですけど、残念ながらそうではなかった。

 原付でも、自動二輪でも、果ては大型車でも、免許証は「公道でルールを守って運転する許可を与える」ものであって「自分の好き勝手に走り回って良い」というものじゃない。

 まぁ、自分の乗っているオートバイも、社会的に見たらほめられたものではない物ばかりだけれど、ご近所への配慮はしているので、苦情を受けたことはありません…あ、ここから先は別の話だね。

 数年前、路上駐車の取り締まりが厳しくなって、オートバイに乗る人はかなり減りました。置く場所が無いから路上駐車していた人たちですね。それから数年の間に駐車違反は民間委託になり、また路上駐車のオートバイが増えてきました。そして、再び増えた路上駐車のオートバイ(と言うのも反吐が出る物体)は残念なことに、くっそうるさい違法改造車だったりします。
 ご多分に漏れず、うちの近所にもそうした違法改造車が、既得権益のごとく路上駐車していますが、警察に苦情を言っても一向に改善されません。

 はっきり言えば、あんな音がでかくて格好だけの、2つタイヤがついているということしか共通点が無い物体と同一視されるのは、自分のJustice的には許しがたいのですよ。ついでに言えば、もし転倒したら容易におろし金でおろしたような擦過傷だらけになるような服装で、ルール無用な乗り方をしている方々とかは、理解不能ですね。暇なときは煽りたおして遊ぶにはいいんですけれど…
 ところで、以前、自分に勝手に絡んできて、勝手に派手にすっ転んで、血まみれになっていたスクーターの御仁がいらっしゃいましたけれど、自分と事故を起こしたわけではないので、血まみれの姿だけ笑覧させていただいて、さりげなく放置させていただきました。
 アスファルトばかりは、どんなオートバイに乗っていても、どんな服装で乗っていても、その運動エネルギーに公平なダメージを与えてくれますから。まさにJustice for Ridersですね。防御力が低い服装で無茶な運転をされている方々は、ゆめゆめ調子に乗られませんよう。

 幸運がいつまでも続くとは限らない。不運がその先に口を開けて待っている…人生の、どんなことにもね。