あの列車に乗って | ロストレイル開発ブログ

あの列車に乗って

イラスト/ミズタニこんにちは。ディレクターの中田です。
先週から始まりましたロストレイル開発ブログ、かなりひっそり開始したのですが、たくさんのコメントなどをいただいています。ありがとうございます!
まだお伝えできる情報も限られているのですが、可能な限りの更新をしていきたいと思っています。

さて……。

タイトルになっております「ロストレイル」とは造語です。綴りは一応「lostrail」で、lost railとか、loss trailとかひっかけてはありますが、オリジナルの固有名詞と考えて下さい。前回、お伝えしたように、異世界へと移動することのできる列車の名前ですね。

ロストレイルとはいったいどんな列車でしょうか?
正体不明の車掌さんと長い髪の旅装の女性が乗っている汽車でしょうか。
食堂車で色とりどりのコーヒーが出てくる近未来的な電車でしょうか。

世界観について、今回もワールド設定をお願いした諸口正巳さんとお話するなかで、

ワゴン・リ社製造の欧州鉄道、ジュークボックス、黄変したページの本……

といったキーワードがあがりました。つまり、オリエント急行です。
ロストレイルの、実際のシナリオの舞台はさまざまな異世界ですから、それぞれに異なるパノラマが展開することになりますが、それらをつなぐロストレイルや、≪ターミナル≫と呼ばれるPCさんたちの拠点となる世界の狭間の町(これについてはまたいつかお話しますね)などについては、「レトロ&アンティーク」な雰囲気を出していけたらと考えています。

ガス燈のロンドン、禁酒法時代のアメリカ、ジュール=ベルヌの空想科学小説の世界……ちぎれたチケット、使いこんだ旅行カバン、懐中時計、コンパートメント、セピア色の写真、くり抜いた辞書の中の拳銃、パナマ帽の紳士……、そんな道具立てです。

とはいえ、くりかえしになりますが、ロストレイルが到着する先の世界は実にさまざまです。「地球人類と宇宙コロニー居住者の間で戦争が続いている世界」や「大陸がすべて海に沈み、海上都市で人々が暮らしている世界」「都市伝説から生まれた怪異と戦う狩人がいる世界」……といった世界もあるかもしれません(あくまで「例」ですので、実際にそういう世界のシナリオがあるかどうかはわかりませんよ)。なのでゲームのすべてが上記のような雰囲気で、PCさんのすべてがそれに合わせなければならないということはありません。

あくまでとっかかりとして、そういったイメージを採用しているとお考え下さい。銀幕では、その部分は「西海岸風のアメリカナイズされた都市」といった比較的わかりやすいものだったので、それに比べるとつくりこみの利いた、「ゲーム的」な印象のものになっていると言えるかもしれません。

あまりなじみのないモチーフかもしれませんが、この世界観を、多くのみなさんに楽しんでいただければ、嬉しく思います。

では本日は、このへんで。
次回は、気になるキャラクターメイキングについてを、お話したいと思っています。更新は22日頃の予定です。(←というわけで、「開発レポート」については週1くらいで更新したいなと思っています。質問箱やその他の更新は、コメント次第で随時ということにしたいと思いますので、よろしくお願いします)