夏であるとか海であるとかノスタルジアであるとか、そういったものをキーワードにした世界?に居場所を求め始めたのはいつの頃からだったか。

 

子供が学齢期に入る以前に、住まいの候補地として海辺の土地を見て回った記憶があります。でも現実問題として考えた場合、最終的にはやはり通学のしやすさが最優先であって、結局、街中にしました。ということは、かなり以前から具体的に検討していたことにはなりますね。

 

もしかすると20の頃から漠然と思っていたのかも知れません。何しろドライブといえば海にばっかり行ってましたものね。

 

初恋の人にドライブに連れて行ってもらった話は少し前にしましたが、そのあと自分も免許をとり、この歌のように本当に【ドアのへこんだ白いセリカ】を乗り回していました。

 

             よそゆき顔で //   松任谷由実

    

         

 あの頃のみんなは、どこでどうしているのか。

 

 

 

 

 

夏と海とノスタルジアでしたね。

 

今度こそはと、これらの言葉からイメージする空間を目指しました。

インテリアだったり音楽であったり、あるいはアロマ、そしてその空間の外に広がる景観、音、光、空気感、それらすべてが夏・海・ノスタルジアであってほしいと。

 

建築士やインテリアデザイナーに私のイメージを伝えるために、絵を描き音楽を聞かせ、意見を交換し、その上で共有できたものを形にしました。

  

 

                こんな感じはわりとそうかな、と
           
                    (朝の洗面室 )




若い頃から望んでいた居場所なのに、最近やたらと都会が恋しくなって困ります。

都会の雑踏、賑わい、人工的な美しさ、目を奪われてしまいそうな美しい女性。

 

 

ここでは出歩いても、、、、(種田山頭火ふうに)

 

出歩いても 出歩いても イノシシイタチ

出歩いても 出歩いても イノシシタヌキ

出歩いても 出歩いても イノシシキツネ

 

 

本当にそういった感じの日常なのですね。

だから飢餓感とでもいえばいいのか。

飢餓感はちょっと言い過ぎかな。

いずれにしろ東京が恋しい。

そんな思いでいます。

 

 

 

無い物ねだり、なのでしょうね。

 

勤めをしていた頃には仕事で東京に行くことはままありました。

ずっと前には住んでいたこともあり、ストリートビューなんかで見ています。

 

見覚えのある店もあるし、こうだったかなあ、と記憶があやふやな所もあります。住んでいた所は別の建物になっているようです。一度訪ねてみたいなあと思っています。

 

東京の歌はたくさん有りますね。この歌なんかとても懐かしい響きがして好きです。

 

               東京 //   柴田淳

    

 

 

 

年に4回、東京に。

1回10日間ぐらいで。

そういう暮らし方ができれば理想ですね。

 

デュアルライフなんてスタイルもあるそうですが、でもまあ、普通はあれもこれもってわけにはいきませんものね。

 

 

 

                      (2023年1月8日午前11時の海)
           

                   冬の海  暖かき日の ダイニング

 

 

 

 



空間イメージを共有するためにCDをこしらえました
今夜はその中から2曲ご紹介します
 

             Estate //  Joao Gilberto

 

    

 

 

 

 

         Contigo en la Distancia  //  Havana Carbo