八幡君と雪乃さんが幼い頃に出会っていたら、家族も周りも祝福してくれた事でしょう。
でも、そうはならないのが現実というものなんです。2人は出会うべくして出会った。出会えなかったのは神様の意地悪ではなく、社会がそうはさせないからです。
2人の間には大きな壁がいくつも存在しています。その壁には本当に好きな人と結ばれる事を諦めざるを得なかった人々の憎悪がべったりとこびりついているんです。
「この社会には目に見えない壁が存在しているんです。しかもその壁には本当に生きたかった人生を諦めざるを得なかった人々の憎悪がべったりとこびりついているんです。」
「この壁の正体は、諦めるべき人とそうでない人を恣意的に機械的に分けるために人類が作ったものなんです。それにより諦めるべき人の憎悪がべったりとこびりつき次第におどろおどろしいものになっていったんです。」