本当に価値があるものとは、作り手が対話を積み重ねつつ作り上げてきたものや、使い手が対話を積み重ねつつ使い続けてきたものです。

正しい鑑定額を出すには、作り手や使い手の個人的な思い出話をたくさん聞かなくてはいけないはずです。

何というか、理の基準、マニュアルは必要だと思いますが、マニュアルもできる限りこのような心を取り入れるようにすべきだと思います。

この上で足りないところは適宜補っていく。

「理で考え情をそっと付け加える」僕が尊敬する松下幸之助氏が大事にしていた考えの1つですが、これは全てにおける鉄則のように思えます。

僕は情に偏りがちな人間なので、理で考える事を意識していきたいと思います。

再利用はとても大事です。人間は土に還せないものをたくさん作ってきました。その責めを自然に押し付けるべきではないからです。