ゲームの奥を浅くしろ。ゲーム業界の次の一手を考える。
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GREEがDeNAを訴え、DeNAは横浜ベイスターズを買収し、とにかくこの二社が話題になる。
二社は携帯電話・スマートフォンのゲームで急拡大し、利益率も非常に高い。
そしてその二社と日本のゲーム業界の大手、スクウェア・エニックスが提携した。
12月2日、モバゲー(DeNA)でファイナルファンタジーの新作をリリースすると発表し、
返す刀で12月6日、GREEで「サガ」シリーズの新作をリリースすると発表。
節操が無いとか言われるがエンターテインメント企業としては、顧客の流れている先にしっかり手を打つとい
うことだろう。
だからゲーム好きほど、「ソーシャルゲーム」と「ゲーム」ということに抵抗を持つ。
「あんなクリックするだけの物はゲームじゃない」ということらしい。
なんでこんなゲームが流行するのか?という事を考えると色々考えさせられるところがある。
まず携帯電話はみんな持っている。
そして忙しい中、移動中でも数分程度の待ち時間は日常的に発生する。
(例えば信号待ち、バス待ち、電車待ち)
その時間を利用して、ちょっとゲームを進められるのが、今流行しているゲームの特徴だという
<中略>
■「遊んでいただく」という姿勢
その特性から、ソーシャルゲームは今までのゲームに比べると「とにかく低姿勢」という特徴がある。
巨大な投資をして「どうだすごいだろう」と買ってもらうパッケージソフトと違い、
ソーシャルゲームの動機はあくまで「無料の時間つぶし」からスタートする。
時間つぶしの選択肢はたくさんあるし、面倒なら他のゲームをするなり、友達とメールすればいい。
どうせ無料なんだし。
■ソーシャルゲームは「健全なパチンコ」だ
ソーシャルゲームは自分でも少しやってみたが、
システムに踊らされている感じがして楽しくないので、とりあえず今はやる気はない。
ただゲームジャンルとして「無くならなければいけない」とも思わない。
お金の価値が分からない子供が好きに課金できるのは問題だが、いい年した大人が楽しむ分には
好きにすりゃいいと思う。
ソーシャルゲームは既に数百億規模の市場に育っているが、ソーシャルゲームの課金システムが
日本で上手くいったのは「パチンコ」という下地があったというのも大きいと思う。
パチンコはソーシャルゲーム以上に単純なパチンコ玉のタイミングだけで成り立っているし、
デジタルで制御されるようになってから運に左右される要因が従来よりも強くなった。
つまり課金式のクリックゲームは既に何兆円という規模で日本にあったと言える。どこが健全なんだよ。
パチンコからタバコ臭さと18禁を引けば健全だよ。
ソーシャルゲームは課金制度があって最悪だよ。
それからパケット料もうぜぇえし。
ドリランドがどうして成功したか今だにわからない。