午後3時に手術開始予定。

一時間前に担当の看護師さんが血圧等のバイタルを計りにくる。



手術の時のキャップは買われましたか?




その一言にはっとなって下の売店に買いに行く。


30円。

思ったよりやすい。


病室に戻ると早速前開きの寝間着に換えられる。



予想通りスースーと風通しがよく寒い。
だからまあ着てないのもあるわけだが、この際嫌だとは言えないだろう。


着替え終わると右手の前腕にブスリと針を刺される。

血圧を拡げる点滴らしい。
さらに時間を置いて点滴追加。

今度は鎮静剤とのこと。



後は時間が来るのを待つだけ。


看護師さんが呼びに来るまでそんなに時間が かかるでもなかった。
ベッドで手術室まで行くそうだ。


部屋を出てエレベーターに乗り、長い廊下をゴロゴロと運ばれる。


すれ違う人は振り返ってまで見ている。
そんなに珍しくもないだろうに。

手術室


およそテレビのドキュメンタリかドラマでしか見たことがない場所だ。
ある種の緊張感を醸しているアルミの扉。たやすく出入りできないようにそんな作りにしているのだろうか。

中は真っ白。


部屋の真ん中に台座が鎮座しているが、これが手術台か?
それにしてはテレビで見たような大きな照明とかの大掛かりな機具類がなさすぎる。

じゃあストレッチャーに移りますよ。

そう言われてベッドが動いているのを感じる。
ベッドごと上に持ち上げられているようだ。
台と同じ高さまでくると台の方から板がスライドしてきて、体の下に差し込まれる。
今度は自分の体を載せたまま板は引き返していく。 背中が妙に温かい。
台を挟んでべっどと反対にあったらしきストレッチャーの上まで運ばれてくると、一旦止まってストレッチャーに降ろされる。


どうやら違う部屋にはこばれれるようだ。