見上げる天井は白かったが、あちこち染みがあって真っ白ではないことに気が付いてから1時間という時間がたっている。
かれこれ2時間は同じ格好でいるがなにもせずにじっとしているのに飽きてしまい、目に入るものの中から目新しく映るものを探して時間が過ぎるのを、ただじっと堪えているのだ。
耳元では規則正しくスースーという擦れたような音がして機械が動いているが、特に耳障りではない。
頭の上の窓が開いているのかさっきから肌寒さを覚えている。いや肌寒さというかはっきり寒いと感じて体幹が振るえだした。
思わず掛かっている毛布を上に引き上げようとするが、左手だけでは思うように上がらない。おまけに毛布が足先に引っ掛かっているようでそれ以上は上がらないようだ。まあ、我慢しよう。
それよりも、さっきから左足の踵が痛い。ずっと同じ体制でいるからベッドに集中して押し当てている部位が圧迫されて痛いのだが、特に左足の踵が痛くてこれ以上我慢できそうにない。
周りに誰かいないか、白い部屋を首だけ起こして見回したが、生憎視界には誰も入って来ない。
仕方ない、動かしてみるか。
左足を動かすなんてのは普段何気なくやっていることだ。特別なことをやろうというのではないのだから。
いやいや、下手に動かして右足の付け根に刺さっている針が抜けたらまずいか。変な所に刺さって血管から突き破って出てしまかも、などと大袈裟な想像をしてしみたりする。射し治しになってまた痛い思いをするのは得策ではないだろう。
ここはチャンスを待つことにした。
部屋には、遠くに白衣を着た看護師さんがみえる。しかし、声を掛けるのには遠くて大きめの声を出すのは恥ずかしくないか。
やはりもうしばらく待つことにした。
かれこれ2時間は同じ格好でいるがなにもせずにじっとしているのに飽きてしまい、目に入るものの中から目新しく映るものを探して時間が過ぎるのを、ただじっと堪えているのだ。
耳元では規則正しくスースーという擦れたような音がして機械が動いているが、特に耳障りではない。
頭の上の窓が開いているのかさっきから肌寒さを覚えている。いや肌寒さというかはっきり寒いと感じて体幹が振るえだした。
思わず掛かっている毛布を上に引き上げようとするが、左手だけでは思うように上がらない。おまけに毛布が足先に引っ掛かっているようでそれ以上は上がらないようだ。まあ、我慢しよう。
それよりも、さっきから左足の踵が痛い。ずっと同じ体制でいるからベッドに集中して押し当てている部位が圧迫されて痛いのだが、特に左足の踵が痛くてこれ以上我慢できそうにない。
周りに誰かいないか、白い部屋を首だけ起こして見回したが、生憎視界には誰も入って来ない。
仕方ない、動かしてみるか。
左足を動かすなんてのは普段何気なくやっていることだ。特別なことをやろうというのではないのだから。
いやいや、下手に動かして右足の付け根に刺さっている針が抜けたらまずいか。変な所に刺さって血管から突き破って出てしまかも、などと大袈裟な想像をしてしみたりする。射し治しになってまた痛い思いをするのは得策ではないだろう。
ここはチャンスを待つことにした。
部屋には、遠くに白衣を着た看護師さんがみえる。しかし、声を掛けるのには遠くて大きめの声を出すのは恥ずかしくないか。
やはりもうしばらく待つことにした。