涼しくなってきたので、久しぶりにイチゴ(犬)を広場へ連れて行く。その広場は、中央がグラウンドで、そのまわりが芝生で囲まれている。
休みの日になると、グラウンドでは子供たちがサッカーボールを蹴り、芝生は犬連れの人々でいっぱいになる。
ちょっとした、犬の社交場ともいえる。
昨日は、トイプードルのオスに気に入られたイチゴ。
ときどきオシリをなめられたり、上に乗られたりして、
そのたびに、嫌そうにして私の後ろに隠れていた。
秋は、犬にとってそういう季節なのだ。
Mダックスを連れた小学生の子供たちもやってきた。
そのMダックスは、ラッキーという名のオス犬で、
同じMダックスのイチゴを見て、興味津々のようす。
「この犬は何歳ですか?オスですかメスですか?」
と、小学校4年生くらいの男の子が質問をしてくる。
最近の子にしては、礼儀正しく良い子だなと感心する。
「2歳で、メスだよ」と答えると、
その子は目を輝かして
「交尾しますか?交尾!!」
と言いながら、ラッキーをイチゴに近づけようとする。
「ラッキー、交尾しろ!交尾!」
男の子は、懸命にラッキーとイチゴを励ましていた。
周りの大人たちは、みな大笑いをしていたが、
そう言っている男の子の表情は真剣そのもの。
まるで理科の実験を観察するような感じだった。
確かに、私も犬の交尾を実際に見たことはないので、
興味がなくもない。
しかし、子供と一緒になって
「がんばれ!交尾!」
とは、さすがに言えないのであった。