「今日はシティーに行っちゃうよ!早く用意して!」



知人の口から久々に聞いた「シティーへ行く」発言。

人混みが大嫌いな知人がまぁ、どういう風の吹きまわし?と思いつつ、「やっと夜のシティーへ行ける!」と胸踊らせて向かった先は、オーチャ-ドプラザ内にある『ちゃんこ洋(なだ)』だった。


こちらは元力士の時津洋がプロデュース?経営?している店らしく、『塩ちゃんこ』が美味とのこと。


オーチャ-ドプラザに行ったのはこの時が初めてだったのだけど、プラザ前でタクシーを降りるなり、見渡すかぎりの日本人サラリーマンの数にびっくりしてしまった。


なんだか有楽町、新橋辺りにトリップしてしまった感じ。久しぶり、日本!(笑)



オーチャ-ドプラザや隣にあるカッページプラザは、日本人向けの店(呑み屋が多い)が多いため、日本人サラリーマンの憩いの場になっているそう。


その証拠に、

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こんな店が沢山入っていた。

日本人向けのキャバクラ?パブ??

ちゃんこ洋に向かう途中、店前で客引きをしてるお姉ちゃんが知人達の腕を引っ張って、さも仲良しそうにイチャイチャし始めた。

「あらら、こちらの国でも夜の街では顔が広いのね(笑)」

とニヤニヤしていたら、知人の1人が彼女らの腕を離して、

「違うよ、今日が初めてだって。コレ(薬指の指輪を見せつつ)には内緒だよ。」

と、嬉しそうな顔をしながら人差し指を口元に近づけ、「シーッ!」とジェスチャーをしてきた。


私の心の声は丸聴こえだったようだ(笑)。


知人達はお姉ちゃんに、「あとでね!」と言って、ソソクサとちゃんこ屋に入っていってしまった。


「後でね~!」「絶対ね~!」なんて、流暢な日本語を話す彼女らに近より、

「ココはキャバクラですか?」

と尋ねると、「何だ、女か。」と嫌そうな顔をしながら「ノー!」と答えてくれた。


未だに私はキャバクラとパブとスナックの違いが分からない。
キャバクラ>パブ=スナック

という金額の違いがあるだけだと思っているのだけど、、本当のところはどうなんでしょ。。


ちなみに、知人の1人がオーチャ-ドプラザ内のお姉ちゃんのいる店に4人で二時間半居たとき、なななんと、50万円近く払わされたと言っていた。


今時、六本木の有名店だって、可愛いお姉ちゃんを指名してもこんな金額にはならないというのに、、、

トンだ生意気な金額を請求する店が海外にもあるのだね。。




さて、肝心のちゃんこ屋へ向かうと、予約していたためか畳の席へ案内された。
隣にはアラサーorアラフォーの日本人女性の集団が、日頃の鬱憤を晴らすかのようにワイワイガヤガヤと騒いでいた。


「ったく、うっせーな、ババア!」

知人の1人が罵声を発した。
おやめなさいよ、天井から垂れた布?一枚しか敷居がないのだから。
日本語わかるし、ばれちゃうよ。

「へーきへーき!」「関係ねー。」と私を交わす知人。

あーた達、人のことババアと言っているけれど、年齢からして同級生みたいなもんですよ。
あーた達もジジイになっちゃうよ(笑)


「そうだよ、俺らの同級生は皆ババアだよ。余程手入れをしていないと、本当皆ババア!ま、俺らはまだジジイじゃねーけどな。若いだろ?な?!」


確かにジジイじゃないけども、やたら『若さ』に執着する時点で若くはないのだよ。。


やれやれ。と思っているうちに、一品料理から何から、目にとまったものを片っ端から注文していた彼ら。
「これ5人で食いきれんのかよ(笑)」

「メインはちゃんこだっつーの」



そうそう、その通りですよ!今日のメインはちゃんこ!

こちらは醤油・味噌・塩と三種類のちゃんこがあるのだが、なんといってもオススメは塩ちゃんこ。

「試しに…」と言うことを聞かん坊が醤油ちゃんこもセレクトしていた。


「塩だけじゃつまらないでしょ。」

あぁ、なんて自由人ばかりなんでしょ(笑)
そういえば、私以外は全員B型だったハズ。。

納得、納得。皆さん超自由でマイペースなので、私もその性格を半分あやかりたいところである。(私はA型)



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店内はこんな感じで、時津洋の現役時代の写真などが飾られている。

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サイドメニュー達。
馬刺は噛みきれないくらいかたくて分厚かった。あと、あん肝もNG。
そのような『鮮度命』の食品は、日本に帰ってから頂くべきだと痛感する。。


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さて、念願のちゃんこ!
画像は醤油ちゃんこかな?
野菜も沢山食べられるし、豚肉も黒豚で味もまともで美味。
皆が言っていた通り、塩ちゃんこがとても美味しかった。
欲を言えば、あれにスライスしたニンニクを加えられたら更に美味しいのにな~と思った。(ただのニンニク好き)

肉食男子が多かったので、
「肉っ!肉っ!」

と、何度おかわりしたか分からないくらい、黒豚を追加した。


鍋って意外とすぐお腹が膨らんでしまうので、私は途中でギブアップ。

ぷひー!お腹いっぱい。ご馳走様でした。
体を左右にひねり、胃の調子を整えていると、

「あれ、もうご馳走様?最後にラーメン食べないの?」

なんておっしゃる大食漢な知人達。


「胃袋だけは二十代なのだね。」


私が「もう無理!」とジェスチャーをおくると、

「お前は胃袋『も』老人だな!(笑)この中で一番若いのはお前だよ?」

と言いかえされてしまった。

〆のラーメン。夜行性だった約一年前くらいまではいくらでも食べられたのだけどな…

これが身体の『老い』というものなのだろうか。。


焼酎1.8lを空にして、食前にビールを2本ずつたいらげ、黒豚を追加注文しまくった結果、気になるお会計は…


なんとびっくり、5人で約S$800だったそうだ。


日本だったらあれくらいの鍋じゃ、お酒を入れても5000円するかしないかだというのに、やっぱり海外で食べる日本食は高いのだね。

ごちそうさまで~す。

日本円で約55000円くらい。
1人あたり11000円。。
日本なら叙々苑に行ける金額である。


「あの鍋で、ちょっとボリすぎだよなー。」

ボスらも少し不服そうなご様子。


「じゃ、せっかくだから、ちょっと寄って行かない?」

いつもより調子良く酒をかっくらっていた知人が、先ほどのお姉ちゃんのいる店を指差した。

「俺、もう不細工にボラれるの嫌だよ~。」

「スカートめくりしたくない?」

あーじゃない、こーじゃないと男性陣はモメていたのだが、20分くらい経ったところでまだ結論が出なかったため、行きたい奴だけ行こう!と、初めからお姉ちゃんのところへ行きたがっていた知人が部下を巻き添えに、カッページプラザの中へ消えていってしまった。



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先ほどまでやたらと居た日本人サラリーマンも見られなくなった。
携帯の時計を見ると、既に日付けが変わっているでわないの!

「こんな時間までシティーに居たのは初めてだ。」

久々の外出だったし、何なら彼らと一緒にお姉ちゃんに接待してもらえばよかったな…

なんて少々悔いが残りつつ、ゴキブリよけの草の臭いが充満する、古びたトヨタ車のタクシーに乗り込み家路に着いた。


次こそは、彼らの後を着いて行ってみよう。。

シンガポールは夜遊び系にも厳しいイメージがあったのだが、意外と息抜きができる場所があると知ることができて嬉しかった。

次は、ゲイランにある美味しい中華を食べに行きつつ、シンガポール内で一番の怪しいナイトスポット、『夜のゲイラン』を散策してみたいと思った。