元中央郵便局だった外観をそのままに、ホテルへ改装された『フラトンホテル』。
歴史的建造物の指定を受けているこちらの建物は、シンガポールで『ラッフルズ』に負けず劣らずの最高峰ホテルだ。
「シンガポールの中ではリッツカールトンよりもサービスが良いと評判らしいよ。」
という噂を耳にしていたので、フラトンへ行くことが出来る日を楽しみにしておりました。

昼間のフラトン。ココは夜のライトアップが素晴らしいというのに写真はナシ…。全ては行方不明のデジカメの中(泣)。嗚呼、勿体ない…。
入り口には高級乗用車の他に、花嫁のベールを纏ったような車が数台あった。
シンガポールではよく見かけるこのような車、新郎新婦が乗る車なのだけど、日本人が好むような高級リムジンではなく、一般的な常用車にチンケな装飾が施されているのだが、それはそれは格好が悪い。
海外ではこのような車が当たり前なのだろうか。
シンガポール独特の『センス』は未だ理解不能である。
余談はここまでとして(笑)回転扉のある入口から中へ入ると、一階から数階上まで吹放った開放感のあるが空間が広がっていた。
吹き抜け部分は、そこが郵便局であったことを彷彿とさせるようなレトロな窓、地下へ進む階段は、有楽町にある映画館『日劇』の中央階段やオペラ会場の階段を思わせるラグジュアリーな造りとなっていた。
ロビーの中央付近には、仕切りというような仕切りの無い、なんとも珍しいオープンレストランが。
ロビーに堂々とあるそのスペースは、一見すると待ち合い席か談話席?のようにも見受けられる。
こちらでは、ブッフェ形式でモーニング・ランチ・ディナーが頂ける他に、夕方からはシャンパンとワインも楽しめるらしく、様々な種類をグラスで頂けるとあってか、昼間にもかかわらず席は満席、大人気の様子だった。
しかしまあ、一流ホテルのロビーで食べものの臭いがするというのはどうしたものだろう。
なーんて大口叩けるほどの経験値はないのだけど、一般的な見解として、シンガポールのような多宗教多民族国家にある一流ホテルでは、それなりの対応が必要なんじゃないのかしら。
私の考えすぎ?
宗教的なことを気にする方々にはそれ相応の宿泊施設などがあるのかしら?
ちょっと疑問。。
そんなレストランやポストバー、装飾品などのショップが並ぶロビーの奥にあるカウンターへ向かうと、なにやら混雑している様子。
この日はシンガポール国内で大手企業の会合が開かれていたらしく、何処の有名ホテルも満室に近い状態だったらしいのだが、それにしてもフラトンホテルのカウンターはお客に対して従業員の数が不足しているようだった。
このホテルのカウンターは客室数がある割に狭く、1つのパソコンを3~4人で使用するような状態だった。
こんな状態だったので、カウンターが空くまで10分程度立ちんぼをくらったのだが、そこは一流ホテルのフラトン、チェックイン後の従業員のフォロー、対応は非常に良かった。
コンシェルジュの中には日本人の方も常勤されているようなので、英語に不馴れな私でも安心して宿泊することができるホテルである。
あと、高級ホテルでは常識的なことなのだが、男性の場合襟無しシャツ&ジーパンや短パン&サンダル、女性の場合もデニム&短パンという服装は相応しくない。
カジュアルすぎる服装は常識の無い人と思われてしまうので、いくら暑いお国だからといってもあまりに露出した格好(ドレス以外)はナンセンスなのだ。
ま、急にフラトンに宿泊することが決まった私は、Tシャツ&ショーパン&サンダルといった超ナンセンスな格好をしていたのだけど(笑)
案の定、そんな軽装をしている人は1人も見受けられず、ゲストたちからは白い目で見られ、とても恥ずかしい思いをした。。
フラトンホテルはカジュアルな服装をしているからといって拒否されることは無いだろうが、由緒正しき『ラッフルズ』ではドレスコードがきっちり定められているらしいので、これからラッフルズに宿泊する予定のある方はご注意を。
さて、私が通された部屋は二階のエレベーターを降りて直ぐの客室。
「プールが目の前にある、良いお部屋ですよ」
コンシェルジュの言う通り、窓の外へ出るとすぐそこにはプールが広がり、いつでも入ることができるようになっていた。
コンドミニアムのプールに比べると極小なそこには、プールに入るというよりもプールサイドで寛ぐ人々の方が圧倒的に多かった。
そこで不思議だったことが、ビキニを着ている女性が1人も居なかったこと。
宗教的な理由で頭にスカーフ、長袖の水着を着ている女性も居たのだが、彼女等以外の女性も何故か競泳用のような水着や、タンキニのような露出を控えた水着を着用していた。
高級ホテルはプールに入る場合でさえも、露出することを慎まなければならないのだろうか。。
「どれだけ清楚っぽいんだ!」
と頭の中で叫びつつ、一応持参していた派手なビキニをバッグの底に押し込んだ私…。
一度、ブルジョアな世界のマナーとやらのレッスンを受けてみたいものである(汗)
通された客室は思ったよりも狭かったのだが、ベッドのマットレスが普通の物よりも分厚くて高級感があり、女子には嬉しいアメニティーも充実していたので◎。
インテリアもレトロな雰囲気で統一されており、居心地も良かった。
ミニバーの揃いも良く、ペットボトルのミネラルウオーターのラベルまでフラトン仕様だった
。
しかも私は気づいてしまったのだけど、なんと室内電話にもフラトンのマークが印刷されていた。そこまで拘るとは、アッパレ!
こちらにはワケあって数日宿泊させて頂いたのだけど、その間にちょっとしたイジワル?を仕掛けてみた。
イジワルでもないのだけれど、コーヒーを飲み終わったカップソーサーを、元の位置に置いておいただけ。
カップの位置に変化がないので、清掃の方は見落としがちになるだろうが、使用したカップにはコーヒーの跡(茶渋のように残る、アレ。)を残しておいた。
というより、時間が経ってしまったので、必然的にカフェイン渋が残ってしまったのだ。
日本のホテルの場合であれば、当たり前のように隈無くチェックをするので見逃されることはないだろう。
だが、こちらはシンガポール。『サービスの質が良い』というくらいなのだから(というか、超当たり前のことだけど…)、こんな分かりやすいところを清掃ミスする訳がないだろう。
枕の下にS$5~S$10のチップを忍ばせて(平均的なチップはHow much?・笑)、清掃が終わることを楽しみに待っていた。
夕方部屋へ戻ると、いつものようにベッドはパリッとノリのきいた気持ちのよいシーツに取り替えられていた。
その他の部分も、新しいゲストが宿泊可能なほど清掃されている様子だった。
肝心のカップソーサーは新しいものと交換されているのかな??
ワクワクしながらカップをのぞきこむ…と、あれまビックリ!
使用したカップがそのまま残されていた。
隣に置いてあったインスタントコーヒーや紅茶のパックの補充は十分されているというのに、カップに関しては一切触れていないようだった。
「これは絶対見落としたんだなぁ…。もしかして連泊しているからって手を抜かれたのかな?たはまたチップが足りなかったから?・笑」
いずれにせよ、一流ホテルの名にかけて、このありさまは良くないでしょう。
連泊していたからまだしも、新しいゲストが宿泊予定であったら不愉快極まりないだろう。
しかも、新しいシーツにもタバコ焼けでできた穴が開いていて、サービスの良さに定評がある割には清掃部分は意外と手抜きなのだなぁ…とガッカリした。
まあ、これが日本なら非常にガッカリだけれど、シンガポールであると思うと「こんなもんだよなぁ…」と納得してしまうところがある。
やはり、細やかな配慮が出来るのは日本人だけなのだなぁとつくずく思った。
日本のサービスに対する心構えとやらは断トツ世界一だろう。
こちらのモーニングはブッフェ形式で、私は1階のレストランと4階のティールームのどちらも使用することが可能だったので、毎日交互に使用させて頂いた。
一階のレストランでのブッフェは料理の種類も多く、宿泊客でなくても料金を支払えば誰でもモーニングブッフェを楽しめるようになっていた。
ここのモーニングブッフェは人気らしく、週末の朝は一般客の待ちができるほどらしい。
四階のティールームでのブッフェは、料理の種類がとても少ない代わりに、こちらを使用できる宿泊客が限られているため、ゆっくりとモーニングを頂くことができる。
女性のコンシェルジュがウエイターの役割を担っており、シャンパンも頂ける、ちょっぴりラグジュアリーな雰囲気のティールームだ。
私は朝はゆっくりしたいので、四階のティールームがお気に入りだったのだが、一つ残念だったことはブッフェにサラダが無かったこと。
これは一階のレストランのブッフェにも言えることなのだが、ブッフェスタイルに一番ありそうなサラダが全く無かったのだ。
辛うじてあったのは、大量のマヨネーズと和えた野菜のサラダ。
大の野菜好きとしては、モーニングで葉っぱ系のサラダを食せないことはとても悲しかった。。
しかし何故一番ありそうなサラダが置いていないのか?
私の推測だが、イギリス様式を大事にしているフラトンホテル(この建物が建てられた時代は、まだシンガポールが国の独立を果たしておらず、イギリスの支配下にあった)、食事に関してもイギリス様式を残しているのではないだろうか。
イギリス人は本当にパンがあれば生きていける!というほど、パンをよく食べるらしい。
こちらのブッフェでも色々なパンが提供されていたし、特に白人は朝、パンとコーヒー又はオレンジジュースしか頂かない人が多い。
おかずを食べない人が多いのだ。
卵料理&ベーコン、ベイクドビーンズなどを頂く人は、欧米系の人なのだろう。
私はちょっと変わっているらしく、ベイクドビーンズ(豆をトマトソースで煮込んだようなもの)が大好きで、モーニングブッフェにコレがないとブッフェの意味がない!というくらいお気に入りなのだが、周りの日本人にはコレを好き好んで頂く人は1人もいない。
「あなたはアメリカに行っても食に困ることはないかもね。」
嬉しそうにベイクドビーンズを頂く私に知人は言った。
「アメリカは芋と豆が主食みたいなもんだから、普通の日本人は食に苦労するんだよ。それだけ豆が好きなら何処に言っても大丈夫だね。」
アメリカにはまだ行ったことのない私だが、アメリカ云々関係なく、この『ベイクドビーンズ』が頂ける場所なら何処でもOKだなと思うくらい大好物なのだ。
確かに、物凄く味が美味しいワケではない。
私がこれだけベイクドビーンズを好むのは、栄養がありそうという部分で過大評価しているところがあるからだ(笑)
植物性のたんぱく質で女性ホルモンに良いとされるイソフラボンが豊富に含まれる大豆と、体の老廃物や塩分を排出する作用があるとされるトマトのリコピン。このコラボレーションの料理は体に良いに決まっているじゃない。
しかもヘルシーフードであるし、体にとって良いことずくめな食べ物であるので味よりも栄養的にラブコールをおくりたい料理なのだ。
…と言いながら、日本に帰国してからも食べ続けたいとは思えないのだけどね(笑)
その他の施設に関しては、宿泊客はスポーツジムが24時間いつでも使用でき、運動LOVEな私とってはとても有難いサービスで、毎朝欠かさず使用させて頂いたものである。
まだまだフラトンホテルの見所や過ごし方は他にあるのだろうけれど、結論そこまでベタ褒めするほどのホテルではなかった…かな??
いやしかし、トータル的には素晴らしいホテルだった。感動するところも沢山あった。
清掃の方、これからはもうちょっとだけ、気を付けて下さいませ(^з^)-☆
歴史的建造物の指定を受けているこちらの建物は、シンガポールで『ラッフルズ』に負けず劣らずの最高峰ホテルだ。
「シンガポールの中ではリッツカールトンよりもサービスが良いと評判らしいよ。」
という噂を耳にしていたので、フラトンへ行くことが出来る日を楽しみにしておりました。

昼間のフラトン。ココは夜のライトアップが素晴らしいというのに写真はナシ…。全ては行方不明のデジカメの中(泣)。嗚呼、勿体ない…。
入り口には高級乗用車の他に、花嫁のベールを纏ったような車が数台あった。
シンガポールではよく見かけるこのような車、新郎新婦が乗る車なのだけど、日本人が好むような高級リムジンではなく、一般的な常用車にチンケな装飾が施されているのだが、それはそれは格好が悪い。
海外ではこのような車が当たり前なのだろうか。
シンガポール独特の『センス』は未だ理解不能である。
余談はここまでとして(笑)回転扉のある入口から中へ入ると、一階から数階上まで吹放った開放感のあるが空間が広がっていた。
吹き抜け部分は、そこが郵便局であったことを彷彿とさせるようなレトロな窓、地下へ進む階段は、有楽町にある映画館『日劇』の中央階段やオペラ会場の階段を思わせるラグジュアリーな造りとなっていた。
ロビーの中央付近には、仕切りというような仕切りの無い、なんとも珍しいオープンレストランが。
ロビーに堂々とあるそのスペースは、一見すると待ち合い席か談話席?のようにも見受けられる。
こちらでは、ブッフェ形式でモーニング・ランチ・ディナーが頂ける他に、夕方からはシャンパンとワインも楽しめるらしく、様々な種類をグラスで頂けるとあってか、昼間にもかかわらず席は満席、大人気の様子だった。
しかしまあ、一流ホテルのロビーで食べものの臭いがするというのはどうしたものだろう。
なーんて大口叩けるほどの経験値はないのだけど、一般的な見解として、シンガポールのような多宗教多民族国家にある一流ホテルでは、それなりの対応が必要なんじゃないのかしら。
私の考えすぎ?
宗教的なことを気にする方々にはそれ相応の宿泊施設などがあるのかしら?
ちょっと疑問。。
そんなレストランやポストバー、装飾品などのショップが並ぶロビーの奥にあるカウンターへ向かうと、なにやら混雑している様子。
この日はシンガポール国内で大手企業の会合が開かれていたらしく、何処の有名ホテルも満室に近い状態だったらしいのだが、それにしてもフラトンホテルのカウンターはお客に対して従業員の数が不足しているようだった。
このホテルのカウンターは客室数がある割に狭く、1つのパソコンを3~4人で使用するような状態だった。
こんな状態だったので、カウンターが空くまで10分程度立ちんぼをくらったのだが、そこは一流ホテルのフラトン、チェックイン後の従業員のフォロー、対応は非常に良かった。
コンシェルジュの中には日本人の方も常勤されているようなので、英語に不馴れな私でも安心して宿泊することができるホテルである。
あと、高級ホテルでは常識的なことなのだが、男性の場合襟無しシャツ&ジーパンや短パン&サンダル、女性の場合もデニム&短パンという服装は相応しくない。
カジュアルすぎる服装は常識の無い人と思われてしまうので、いくら暑いお国だからといってもあまりに露出した格好(ドレス以外)はナンセンスなのだ。
ま、急にフラトンに宿泊することが決まった私は、Tシャツ&ショーパン&サンダルといった超ナンセンスな格好をしていたのだけど(笑)
案の定、そんな軽装をしている人は1人も見受けられず、ゲストたちからは白い目で見られ、とても恥ずかしい思いをした。。
フラトンホテルはカジュアルな服装をしているからといって拒否されることは無いだろうが、由緒正しき『ラッフルズ』ではドレスコードがきっちり定められているらしいので、これからラッフルズに宿泊する予定のある方はご注意を。
さて、私が通された部屋は二階のエレベーターを降りて直ぐの客室。
「プールが目の前にある、良いお部屋ですよ」
コンシェルジュの言う通り、窓の外へ出るとすぐそこにはプールが広がり、いつでも入ることができるようになっていた。
コンドミニアムのプールに比べると極小なそこには、プールに入るというよりもプールサイドで寛ぐ人々の方が圧倒的に多かった。
そこで不思議だったことが、ビキニを着ている女性が1人も居なかったこと。
宗教的な理由で頭にスカーフ、長袖の水着を着ている女性も居たのだが、彼女等以外の女性も何故か競泳用のような水着や、タンキニのような露出を控えた水着を着用していた。
高級ホテルはプールに入る場合でさえも、露出することを慎まなければならないのだろうか。。
「どれだけ清楚っぽいんだ!」
と頭の中で叫びつつ、一応持参していた派手なビキニをバッグの底に押し込んだ私…。
一度、ブルジョアな世界のマナーとやらのレッスンを受けてみたいものである(汗)
通された客室は思ったよりも狭かったのだが、ベッドのマットレスが普通の物よりも分厚くて高級感があり、女子には嬉しいアメニティーも充実していたので◎。
インテリアもレトロな雰囲気で統一されており、居心地も良かった。
ミニバーの揃いも良く、ペットボトルのミネラルウオーターのラベルまでフラトン仕様だった
。
しかも私は気づいてしまったのだけど、なんと室内電話にもフラトンのマークが印刷されていた。そこまで拘るとは、アッパレ!
こちらにはワケあって数日宿泊させて頂いたのだけど、その間にちょっとしたイジワル?を仕掛けてみた。
イジワルでもないのだけれど、コーヒーを飲み終わったカップソーサーを、元の位置に置いておいただけ。
カップの位置に変化がないので、清掃の方は見落としがちになるだろうが、使用したカップにはコーヒーの跡(茶渋のように残る、アレ。)を残しておいた。
というより、時間が経ってしまったので、必然的にカフェイン渋が残ってしまったのだ。
日本のホテルの場合であれば、当たり前のように隈無くチェックをするので見逃されることはないだろう。
だが、こちらはシンガポール。『サービスの質が良い』というくらいなのだから(というか、超当たり前のことだけど…)、こんな分かりやすいところを清掃ミスする訳がないだろう。
枕の下にS$5~S$10のチップを忍ばせて(平均的なチップはHow much?・笑)、清掃が終わることを楽しみに待っていた。
夕方部屋へ戻ると、いつものようにベッドはパリッとノリのきいた気持ちのよいシーツに取り替えられていた。
その他の部分も、新しいゲストが宿泊可能なほど清掃されている様子だった。
肝心のカップソーサーは新しいものと交換されているのかな??
ワクワクしながらカップをのぞきこむ…と、あれまビックリ!
使用したカップがそのまま残されていた。
隣に置いてあったインスタントコーヒーや紅茶のパックの補充は十分されているというのに、カップに関しては一切触れていないようだった。
「これは絶対見落としたんだなぁ…。もしかして連泊しているからって手を抜かれたのかな?たはまたチップが足りなかったから?・笑」
いずれにせよ、一流ホテルの名にかけて、このありさまは良くないでしょう。
連泊していたからまだしも、新しいゲストが宿泊予定であったら不愉快極まりないだろう。
しかも、新しいシーツにもタバコ焼けでできた穴が開いていて、サービスの良さに定評がある割には清掃部分は意外と手抜きなのだなぁ…とガッカリした。
まあ、これが日本なら非常にガッカリだけれど、シンガポールであると思うと「こんなもんだよなぁ…」と納得してしまうところがある。
やはり、細やかな配慮が出来るのは日本人だけなのだなぁとつくずく思った。
日本のサービスに対する心構えとやらは断トツ世界一だろう。
こちらのモーニングはブッフェ形式で、私は1階のレストランと4階のティールームのどちらも使用することが可能だったので、毎日交互に使用させて頂いた。
一階のレストランでのブッフェは料理の種類も多く、宿泊客でなくても料金を支払えば誰でもモーニングブッフェを楽しめるようになっていた。
ここのモーニングブッフェは人気らしく、週末の朝は一般客の待ちができるほどらしい。
四階のティールームでのブッフェは、料理の種類がとても少ない代わりに、こちらを使用できる宿泊客が限られているため、ゆっくりとモーニングを頂くことができる。
女性のコンシェルジュがウエイターの役割を担っており、シャンパンも頂ける、ちょっぴりラグジュアリーな雰囲気のティールームだ。
私は朝はゆっくりしたいので、四階のティールームがお気に入りだったのだが、一つ残念だったことはブッフェにサラダが無かったこと。
これは一階のレストランのブッフェにも言えることなのだが、ブッフェスタイルに一番ありそうなサラダが全く無かったのだ。
辛うじてあったのは、大量のマヨネーズと和えた野菜のサラダ。
大の野菜好きとしては、モーニングで葉っぱ系のサラダを食せないことはとても悲しかった。。
しかし何故一番ありそうなサラダが置いていないのか?
私の推測だが、イギリス様式を大事にしているフラトンホテル(この建物が建てられた時代は、まだシンガポールが国の独立を果たしておらず、イギリスの支配下にあった)、食事に関してもイギリス様式を残しているのではないだろうか。
イギリス人は本当にパンがあれば生きていける!というほど、パンをよく食べるらしい。
こちらのブッフェでも色々なパンが提供されていたし、特に白人は朝、パンとコーヒー又はオレンジジュースしか頂かない人が多い。
おかずを食べない人が多いのだ。
卵料理&ベーコン、ベイクドビーンズなどを頂く人は、欧米系の人なのだろう。
私はちょっと変わっているらしく、ベイクドビーンズ(豆をトマトソースで煮込んだようなもの)が大好きで、モーニングブッフェにコレがないとブッフェの意味がない!というくらいお気に入りなのだが、周りの日本人にはコレを好き好んで頂く人は1人もいない。
「あなたはアメリカに行っても食に困ることはないかもね。」
嬉しそうにベイクドビーンズを頂く私に知人は言った。
「アメリカは芋と豆が主食みたいなもんだから、普通の日本人は食に苦労するんだよ。それだけ豆が好きなら何処に言っても大丈夫だね。」
アメリカにはまだ行ったことのない私だが、アメリカ云々関係なく、この『ベイクドビーンズ』が頂ける場所なら何処でもOKだなと思うくらい大好物なのだ。
確かに、物凄く味が美味しいワケではない。
私がこれだけベイクドビーンズを好むのは、栄養がありそうという部分で過大評価しているところがあるからだ(笑)
植物性のたんぱく質で女性ホルモンに良いとされるイソフラボンが豊富に含まれる大豆と、体の老廃物や塩分を排出する作用があるとされるトマトのリコピン。このコラボレーションの料理は体に良いに決まっているじゃない。
しかもヘルシーフードであるし、体にとって良いことずくめな食べ物であるので味よりも栄養的にラブコールをおくりたい料理なのだ。
…と言いながら、日本に帰国してからも食べ続けたいとは思えないのだけどね(笑)
その他の施設に関しては、宿泊客はスポーツジムが24時間いつでも使用でき、運動LOVEな私とってはとても有難いサービスで、毎朝欠かさず使用させて頂いたものである。
まだまだフラトンホテルの見所や過ごし方は他にあるのだろうけれど、結論そこまでベタ褒めするほどのホテルではなかった…かな??
いやしかし、トータル的には素晴らしいホテルだった。感動するところも沢山あった。
清掃の方、これからはもうちょっとだけ、気を付けて下さいませ(^з^)-☆