私はまだ飛行機慣れしていない。


飛行機酔いはもちろんのこと、必要以上にエコノミー症候群(足の浮腫み)が発生し、毎度長いフライトには頭を悩ます。




先週の金曜日、早朝の成田にスカイライナーで降り立った私は、その異様なまでの混み具合に愕然とした。




金曜日…巷では『花金』だと言われ、六本木や新宿といった夜の繁華街を思い起こさせるほどの、人!人!人!!


「そうか、まだ八月。夏休み最後の週末か!」


気が付くのが遅いっての(笑)




私の場合、オンラインチケット購入だったためパスポートを握りしめ、並ぶ列を探す。。。


今回はちょっとお安い直行便を選んだのでANA初フライト!


さすが国内会社。並ぶ列は何列もあったものの、チェックインに指定された列は一番の混みよう!!!





☆A Y U M I Z M☆-2009082913380000.jpg



Fのカウンターなのに、なぜか列に並んだ横のカウンターはC(笑)


せっかくフライト時間の二時間前に空港に到着するも、このチェックインだけで一時間のロス。。


何だか団体客が多かったようで、この地獄耳をかっぽじってそちらの会話を盗み聞きしてみると、なんや、大学か短大の研修旅行と言ったところらしい。


美容関係?はたまた服飾関係?の彼等はフランスに向かうようだった。




「今時の大学生って、留学以外に強制で海外に行けてしまうのか!」


親御さんは大変だろうが羨ましい制度があるものである。




って、今年大学を卒業した私の学校と比較してしまい、羨ましがっただけである。私は行って福井県の永平寺。


ある意味修行僧でもないくせして永平寺で寝泊りをし、「行く年、来る年」で有名な鐘の前の廊下を雑巾ダッシュしたことは。なんとも貴重な経験であったのだが。




そんなことを思いふけること約50分。。やっとカウンターに近付いたところでANAの方に「あなたの行き先はどちらですか?」


なんと、英語で質問されたのだ。前に並んでいた学生組は日本語で、なぜ私は英語?!


そんな展開を予測もしていなかったため、「あ、、○○ですけど。。」と、少々動揺した口調で(もちろん日本語ね!)答えると、そのANAの方は「何だ、日本人か」といわんばかりの表情をしつつ、私をチェックインカウンターは誘導したのであった。


あからさまに日本顔+半眉毛+スッピンな私は一体何人に間違われたのだろうか。。。




煮え切らない気持ちを抱えながら、腹ペコだった私はチェックインでロスした時間を巻き返し、朝ごはんにありつくべく最低限の両替や、オークションで落札していたものの入金など、雑務をこなすために足早に空港内を行ったり来たり。


未だに理解できないショップや飲食店などが入っている四階の北・南・中央。


迷いに迷って(地図の読めない女)やっとのこと、銀行を見つけるやハプニング発生!!


なんと先日購入したばかりのバッグの肩紐がちぎれてしまったのだ!


そんなに重い荷物を入れたわけではないのに、なんてチンケなヤツ!


「展示品が最後のひとつなんです」と言われたソレをどうしても気にいってしまった私は既に展示されてアジが出ていきている(牛革)そいつを購入してしまった。


こいつはいつから店頭に並んでいたのだろう…。。完全にドでかいクラッチバックと化したそいつの応急処置を、急遽行うことに。。


時間は既にフライト30分前を過ぎていた。「嗚呼、私の朝ごはんTIMEが。。」泣く泣く薬局で裁縫道具を購入。一心不乱に針を通すも、牛革のなんと固い事よ。。


全然針が通らず、仕舞いには一本しかない針が真っ二つに折れてしまった。


時間はフライト10分前。「あー!荷物検査や出国審査もまだなのに!」


慌てふためく時間もない状態で目に入ったひとつの希望(大げさ…)。大き目の安全ピン!幼稚園の名札の裏に張り付いているような安全ピンが、裁縫道具入れの底から顔を覗かせていた。


最後の神頼み!力ずくでピンを革に刺すも、なんと牛の強いこと。。安全ピンまで曲がりがした!


なんとか肩にかけられる上体になればよい!と、闘魂!!




フライト5分前。なんとか肩紐は繋がった。


急いで荷物検査へ向かう。せっかく購入した裁縫道具もハサミ入りだったため、即廃棄。勿体無い~けれど仕方が無い~。。


そこで今日は金曜日。なんと長い荷物検査と出国検査の列よ。。。


フライト時間まであと3分を切った。


「○○に搭乗の方~!いらっしゃいましたらお急ぎください!」


出国審査を通過して全速力でゲートまで走る!「○○に搭乗の△△様~」




あらら、名前まで呼ばれちゃったよ。


何とか目的のゲートに到着!窓側の席に座り一分もしない間に機体が動く。


「皆様の速やかな搭乗により、予定時刻よりも早く出発することができました」CAのアナウンスが入った。




え?私少し遅れたはずでは…


航空券を再度見直す。嗚呼ここでもおっちょこちょいな私だよ。フライト時間を十分近く勘違いをしていたのだった。


まあ、一件落着。終わりよければ全てよし(笑)そんなことを思っていた後、気が付いたときにはもう空の上。


私がフライトの中で好きな『機体が飛び立つ瞬間』、既に爆睡してしまっっていたようだ。


嗚呼、悲しいかな、自由すぎる私の身体よ。。




気付くと隣にはアジア系の男性が座っていた。やはり金曜日、エコノミーの機内は満席のようだ。


心してかかれ、金曜日。




気分転換に映画でも見ようかとチャンネルをまわす。「おっ!観たかったターミネーター4があるではないか!」


しかも日本語字幕あり!


実はターミネーターシリーズをちゃんと観たことが無い私であるが、人間型ロボットの何チャラかんチャラ(適当・笑)だということは知っていた。




やはりいつも私は何か甘い。内容がさっぱり理解できないこと小一時間。。


んもう、帰国して1から観直しである。




映画も少々飽きてきたところで機内ドリンクサービスがまわってきた。


「何かお飲み物は?」




あらら、ここでも英語で聞かれちゃったよ、私(笑) おもいっきり「プレミアムモルツお願いします」と日本語で返してしまいました。何人に間違われたかは定かでは無きにしろ、日本人に英語で喋りかけられるって、なんだか嬉しいものである。




機内食は日本の航空会社なくせして韓国料理or中国料理。何故??


しかし朝っぱらから熱望し続けた食事にありつけた嬉しさは表現の仕様が無いほど。




いただきます!っと箸を進める…。。いやいや、全く進まない。残念な味であった。私は韓国料理をセレクトしてしまったため、大量のキムチがこんもりとトレーにのっていた。


キムチは大好物なのだが、なんとANAの機内のトイレには歯ブラシのアメニティーがないのである。


しかも機内に歯ブラシを持ち込むのを忘れた私は口をつける勇気かなく、、泣く泣く?!アルコールで空腹を満たした。


だって、食後4時間以上あるのに、キムチ&にんにく&ニラ臭のする自分なんて耐えられないでしょ??




映画にも、機内に持ち込んだ本も読み終わり飽き飽きした私はアサヒ・モルツの順でアルコールを楽しむことに。


ちょいと飽きたら、ワインにチェンジ。


何だか、フライト時間を居酒屋TIMEと化す親父さんのような飲みっぷりであった。


「お姉さ~ん!そうそう君だよ!この中のCAで一番可愛いね~。あ、そのスカート長くはないかい?首の冴えないスカーフも君には似合っていないよ、せっかく綺麗な君のうなじが見えないなんて」




こんな面倒な酔いどれ親父にはならなかったものの、隣のアジア人も私の飲みっぷりには驚きであっただろう。


なにせ隣のアジア人はオレンジジュースオンリーだったのだから(笑)




ビールは眠くなるもの。いい感じに眠りにつくことができ、目が覚めたころには到着まで1時間を切っていた。


隣を見ると、なんと私の大好物、アイスの殻容器!


なんだなんだ?私の爆睡中にハーゲンダッツのアイスの配給があったらしい。


あ~、ちょうど、甘いものが食べたかった!




悔しがるも時既に遅し。「あの~、さっき寝てしまっていてアイス頂いてないんですけど」


そんな図々しいことを言える様な鉄心は持ち合わせておりません。




仕方ない。。まだ少しアルコールの残る体のまま、無事目的地へ降り立つことができた。


空港を出た暁には、即飯!!!


急いで荷物を取って入国だ!




っと、待て待て。この国はタバコを持ち込む際、一本から課税されるのである。もし申告せずに入国しようものならば、見つかってしまった暁には厳しい罰則をくらうことになる。


これも経験。納税カウンターは向かい、持ってきた2箱(すくなっ…)を税関に提示。


占めて16ドルといったところであった。


対円レートで考えると、約65円。16×65≒1040円。


1箱につき、日本のタバコ税+こちらの国の課税で840円近くになることが発覚。


840÷20本=42円。一本40円を超えるのである。


40円といったら、うまい棒が4本買える。


大事に大事に吸いましょう…




さて、空港から出てみると、意外や意外、暑くない。雨が降るとやはり気温が下がるそうだ。


半そでで汗をかかない程度の適温。


嗚呼忘れちゃいけない!私のエネルギー補給!




やとこさありつけた食事は、私が一番食べたかった韓国料理!(肉!肉ですよ!)


野菜たっぷり、ブタミンパワー☆そして待ってましたのアジアビール!!


帰れば歯ブラシもあるし!たらふく頂いて参りました。感謝!




そんな感じで、私の海外生活三回目、幕をあけました☆またね~☆