闘う心 戦う魂
忘れることはない。
子供の頃に無心でいたときに響いた声があった。
天の声。
風の声。
海の声。
竜巻のような激しい愛。
平和に生きても波乱に満ちた道を行っても変わらない。
それはおまえがおまえでしかないということだ。
東へ進んでも西へ逃げてもおまえの行き先はけっきょくおまえが選ぶということだ。
サムライの魂。
冷たい刀身。
月の光に映える鋼鉄の刃。
どこまでもおいかけてくる時間と。
子供の頃に聞いた声。
天の唄。
風の唄。
海の唄。
優しくも冷たい、それは魂の声、魂の唄。
共鳴するスピリッツ。
サムライの魂。
そして大陸へ渡った。