東国カムイ
カムイはリースロット大陸から海を東へ旅した先にある島国。
容貌、風習が大陸とはだいぶ異なり、顔立ちは彫りが浅く、上背も他民族と比べてやや小さめである。
ここで生まれたサムライ、ニンジャという名称で呼ばれる戦士たちは、精神修行に重きを置くために魔術に開眼する者も少なくない。
体格で劣る部分をカバーするかのように、ことニンジャの体術は他の戦士系の職種の特性をはるかに凌ぐ。
素早さと身の軽さを身上とするため、ニンジャの職種を選べる者はカムイいおいてもかなり限られる。
またニンジャは、盗賊(シーフ)のように、かすかな物音に気づき、扉や室内に仕掛けられたトラップの解除能力も持ち合わせる。多様な能力は修錬をさらに厳しいものとするため、成長が遅いこともまたその特徴である。
ここではカムイの国について記してみる。