それはオカルト話。

歴史上のオカルト話はロマンが溢れて大好きですし、霊的恐い話は毎週2ちゃんまとめサイトをチェックしてしまうほど。

ふと思い出したので、俺のさほど恐くない経験談を一つ。


まだ俺が17か18の頃、友人のMとレンタルビデオ屋でビデオを借りた。

タイトルは「女優霊」内容は撮影スタジオに女の霊が出てそこに携わる人が死んでいくみたいなものだったと思う。

「うわなんだよきめえw」的なノリで観賞終了。

夜中に解散、帰路についた。

遊び疲れ、ぐっすりと眠っているとわきの下を何かが触れる。

はっきりと手指の感触ではなく、形容するとふわふわした何か丸いものがわきの下から脇腹をこしょこしょ。

「友人がいたずらしてやがんな?」と思うも考えてみると俺は独り暮らし「ん?」と思い目を開けるも動けない。

初めての金縛りだった。

声を出そうにも「はあーはあー」と息が漏れるだけ、指先すら動かない。

なんとか動く目で周りを伺った。

すると足元に普段ないもの、あり得ないものが映る。

身長が2mほどの白い衣を身に纏った黒く長い髪の毛を垂らした女性のようだった。

まるでつい先刻見ていた女優霊のようだった。

恐さよりまず先に出た感情「ふざけんな」

動かない体に全身全霊の力を込め「うおおおおお」体を起こし足元を見ると、そこにその姿はもうなかった。

その日のうちにMに連絡をすると、Mも同じような体験をしたらしい。

Mは枕を投げつけたら消えたと話していた。

あれが夢だったのか現だったのかは分からないが、当時DQNだった俺もMも、幽霊らしきにはキレる事だけは判明した。

現在Mは不良になったきり音信不通。

向こうに行ってなければいいな。



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