cotopaxi | LOST&FOUND blog

cotopaxi

 

ネットやFacebookを見る理由のひとつに、

自分の知らないブランドや意外なものに出会えることにあります。

 

最近、見付けたのがアメリカの「コトパクシ」というブランドです。

2013年にアメリカのソルトレイクシティにスタートしたブランドらしく、

日本では正式な代理店がなく、サイトの紹介が出ていました。

チェックしたら、オンリーショップはソルトレイクシティにしかなく

これは久し振りに、ネットで買ってしまおうかと思っていましたら

翌週の某展示会で発見しました。しかも旧知の人が

やるというので、早速「ルソン・デル・ディア」というバックパックを

入手しました。

 

このブランドが立ち上がった時にやったことは、イベントだそうです。

一匹のリャマを連れて大学のキャンパスを巡り、

学生たちは参加費35ドルを払って、バックパックとチケットを貰って

アドベンチャーの旅に出る。アドベンチャーには

山登り、川下り、それ以外にもボランティアなども。

イベントに参加することでブランドの哲学を知り、認知度も上がり、

短期間で、10億以上の資金を集めることに成功したそうです。

 

だからこのバッグのボディやショルダーストラップにも

リャマのマークが。コトパクシという名前は間違っていたら

申し訳ないのですが、山の名前だったような覚えが。

 

環境問題に留意し、ウェブ上では、ファリピンにある工場の様子を流しています。

もちろんフェアトレーディングで商品作りを行なっています。

それ以上に素晴らしいのが、このバッグ、とにかく使いやすい。

 

たぶんベースになっているのは、

登山用のザイルを入れるバッグだと思いますが

見た目の色づかいと違って、作りはかなりシンプル。

 

メインコンパートメントとショルダーストラップのみの構成。

外側と内側に1個づつポケットがありますが

それ以外は何もない。

メインコンパートメントの開け閉めはドローコードだけで。

それでも18Lと収納能力も高い。仕切りもないので、

ドサっと入れることができます。

軽く、折りたためるので、旅行にも絶対便利。

 

では雨が降ったら蓋から入ってしまったらどうする。

携帯や筆記具、ペットボトルはどこに入れる、、、、

なんてことを考えていたら、こんなバッグはできない。

L.L.ビーンのトートバッグもそうですが

”袋もの”は絶対シンプルなものがつまるところ使いやすいのです。

 

ちなみに保証は61年付いています。それは低開発国の寿命に

合わせているのだそうです。エラい!

61年は死んでしまうので無理だけど、当分、これを使ってしまおう。

 

M