親鳥とヒナ | 緑哉桜花のブログ

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自分の問題を自分で消化できる人は凄いと思う。それが些細な問題でも。

だから、あんたは凄いよ。

あたしなんかよりずっと大人だ。
こんなこと言うとまた否定するだろうから、伝えないけど。

あたしは自分じゃ消化できない。
けど、助けてほしいって言わないまま無理やり飲み込もうとして、
結局喉に詰まらせて苦しい思いをする。
コドモなんだよ、自分じゃ飲み込むこともできない、雛鳥みたいな。

そう、どうしようもないコドモ。

だからってわけじゃないけど、あんたにそばにいてほしいんだ。

自分で飲み込める、親鳥みたいなあんたに。
少しだけでいいから、手伝ってほしいな。

ヒナは親鳥がいないと死んじゃうんだよ。

当たり前のことが、あたしの本音。

一羽で生きていけないあたしは、いつだって親鳥たちのお荷物。
どんなに愛想を振りまいても、最後には捨てられてしまう。

「あんたは私のヒナじゃない」って。

本音を伝えるなんてリスクの高いことは自分からしない。
いつだって周りに怯えるあたしはそれが一番得策だと思ってきた。

でも、ホントは違うのかもね。
初めてだったんだ、「大事なこと話してくれない」って言われたの。
嬉しかった。けど、それ以上に驚いた。
(なんでそんなこと言ってくれるんだろう)って。

変わった親鳥だな、と純粋に思った。
優しいだけじゃない、変なやつ。

うわべだけじゃない、そんな温かい気持ちを感じた気がした。

この鳥はいつまで私の傍にいてくれるんだろう。

あたしの傍に出来るだけ長くいてね。



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