なんだか最近、自分の中には無かった感情が出てきた。
うちはきっと、左翼的思考だったのかもしれない。僕自身、今でも抜けきっていないと思う。
でも、でも。
日本人は我慢強いし、感情を出しにくい。
それに、崩れてきたとはいえ、未だに礼儀を重んじるところもある。
ある意味、自然災害の多さや、山がちで使える土地も貧弱、資源もなく四方を海に囲まれて逃げ出せない。そんなこの島国が育んできた、生きるための耐え忍ぶしかない、強さだとも思う。
僕が小学校低学年のとき、捕鯨が禁止になった。その時初めて、外人を憎いと思った。好きだった鯨の大和煮が食べられなくなるより、白人の都合のいい論理で禁止されるのが、本当に悔しかった。
それ以来、僕の中で鯨の問題は解決を見ない。
絶対に許さない。死んでも許さない。それならば、お前たちも死ぬまで肉を喰うな。脳みそが存在する生き物は、可哀想だから何がなんでも絶対喰うな。
僕はそれほどヘビーな鯨愛食家ではない。低学年の僕が傷つけられたのは、日本人のアイデンティティーだと直感した。
その悔しさは消えることなく、聖火のように種火として残り、そして発火することとなる。
日本のイルカ漁が人道的ではないとさ。
ちゃんちゃら可笑しいわ。笑わすんじゃないよ。
行程は違えど、獲るという行為やもたらす結果は同じはず。なのに出ました、日本人いじめ。
そのうち、マグロやうなぎも口出してくるんじゃないの?そうやって、日本人の頭を押さえつけたいんじゃないの?
そうされても、僕を含め多くの日本人はきっと耐えるはず。
でも、耐えきれない程までになったら。
バネは押さえれば押さえるほど、強く反発するものだ。
こんなことを考えるなんて、更にはこうして文字に起こすなんて、自分でも考えられない心境の変化。
愛国心、実は僕にもあったんだ。
親元を離れてだいぶ経つ。もうそろそろ、認めても良いだろう。
もう一度、誤解の無いように言っておく。
戦争なんて、バカのすること。喧嘩で言い負かせない奴が殴るのと同じ原理。
以上、家系的に朝日新聞愛読者から生まれた、新聞テレビのニュース嫌いな30台の揺れ動く気持ちでしたとさ。