昨今、あまり聞かなくなった「おしゃれ泥棒」。

そのもっと前には「恋泥棒」なんていう言葉が流行った。

レトロな言葉はなんて品を含むのか。


泥棒にも不快になる泥棒とそうではない種別があるようで、

このSNSの時代、

「言葉泥棒」という泥棒も存在する。


だけど、

言葉にはその人の知識や経験、教養が詰まっていて、

「その人らしさ」がカッコよかったりする。

なのに、

それを横からさも自分が言いました的に自己顕示欲で使っても、

中身が空では意味が無い。


言葉も洋服と同じで人を選ぶ。


誰かの言葉を横取りして使っても、

全然似合ってなくて失笑してしまう時がある。


結局、

経験を経て、

自分を作り出し、

自分を持って生きてる人の発する魅力には、

真似事は劣るということだ。


わたしも自分を持って生きているので、

自分を持たず、

まるで真綿のように人の様を吸収して、

さも自分もそうできますよ。と鼻高々にやっている人を見るとつい本音で、

「くだらね」と思ってしまう。


とあるインタビュー番組で、

GACKTさん(わたしの中ではガッくん)が、

かっこいい人はなぜモテるのか。

ということに触れていて、


モテる人はやることをちゃんとやっていて、

かっこいい生き方だなって思う。

そういう人はやっぱりモテるよ。


なんだかすごくわかる気がする。

そういう人は、

やっぱり自分の輝き方を知っているし、

自分を人にアピールするのが上手い。


人の所作、

人の言葉、

人を真似ることなど絶対にない。


スっと竹が上に伸びてるイメージで、

凛としていて、

かっこいい。


わたしも今ありのまま生きてる自分が好きで、

なににも依存してない自分がすごく生きやすい。

自分を受け入れるのは自分でいいし、

やりたいことやってる自分がいい。