月光の下、舞い上がる血飛沫
影を創り闇を生みだして紅に染まる


禍々しい光放ち殺気さえも呼び起こす
血の気引く心裏腹、狂気に狂い溺れる
傷一つない輝きと恨みを込めたその身は
痛みと血を求めて心を操る

一度それを手にしたならば
枯れ果てるまで騒ぐだろう
一度それを目にしたならば
枯れ果てるまで喘ぐだろう


月下暴れ狂い果てて糸を引く剣先は
夜空舞って血飛沫上げる狂気の心なのさ
日射し隠れ闇が迫れば朱い月浮かぶだろう
夜空舞いて紅に染めゆく霊気、狂気、妖気。


花を散らせ
鳥を落とし
風を絶てば
月は満ちる


月下暴れ狂い果てて血を纏う剣先は
夜空薙いで血を呼び寄せる狂器の刃なのさ
月が満ちて道を照らせば屍たち笑うだろう
心失くし狂喜に踊る妖しさの刀傷

月光浴びて陰を創る空を飛ぶ血の群れは
恨み呪い全て喰らう妖刀と踊るのさ
ひかり消えて何も見えねば心は感じるだろう
闇に浮かぶ妖しい灯り霊気、狂気、妖気。
血を求める妖刀。死へ誘う妖灯。

この世界に生まれ落ちた
絶望の箱と共に
この世界に生まれ落ちた
ただ一つ希望残して


堕落していく世界の果てに
神々は何を見たのだろうか
堕落していく民の群れに
天は何を与えたのだろうか

生まれ落ちてきた彼女は
天からの贈り物で
生まれ落とされた彼女は
神々のアンドロイド?


世界中に広がる絶望の厄災
贈り物は天罰だと気付いたけどもう遅い
仕組まれた罠に抗う術など皆無
全てはパンドラの箱から始まった


壊れ消えてく世界の果てに
パンドラは何を見たのだろうか
飢え枯れてゆく民の群れに
箱は何を残したのだろうか

箱の中に残されたものは
闇さえも貫くだろう「希望」で
箱の中に残されたものは
パンドラに与えられたもの?


世界中に広がる人々の後悔
贈り物は天罰だと気付いたけどもう遅い
浅はかな行い、人々の愚行は
因果のもと己の身に降り注ぐ

さよなら、もう、戻れない
「希望」はパンドラの箱で眠る