100円のコーラを1000円で売る方法 | libro の 読書感想ブログ

libro の 読書感想ブログ

 自分で読んだ本のうち、タメになったり、感動した本を紹介しています。

 自分の見方とは違う見方もあると思います。
 
 そんな時は違った視点からの感想を紹介していただけると嬉しいです。

100円のコーラを1000円で売る方法                           

 

                                                    永井孝尚         P209  

 

 

    タイトルからも想像できる通り、いわゆるマーケティングの本です。

   登場人物の感情などを交えながら物語が進行していき、いつの間にかマーケティングが学べると言う構成になっています。

 

  ただ単にマーケティング理論を解説したものではなく、実際の会社で起こりうる状況や人々の感情などを描きながら、販売する際にどんな事に気をつけながらやるべきかがわかるようになっています。

 

 本当のセールス現場ではもっと複雑な事情が絡み合っていると思いますが、現実に少しでも近づけた中で、マーケティング理論を紹介しているのはわかりやすいですね。  自分自身の立場に置き換えやすいと思います。

 

 マーケティングと言うと、どうしても価格を下げて人を呼び込み大量に売るという作戦を思いがちですが、価格戦争に持ち込んでいいのはシェアNo1の企業だけ。

 

 他の企業は価値で勝負と言う、今まで見過ごされがちだった視点が、しっかり学べる本です。

 

 

 

コミック版もあります。