バカな研究を嗤うな
著者 藤田 紘一郎
寄生虫博士の藤田氏が書かれた目から鱗の本です。
戦後の医師が少ない時代に寄生虫学にのめりこんだ、異端の医師の話です。
過度の抗菌に気をつける「キレイ社会」を批判し、寄生虫でアレルギー反応を良くしようとしています。
バックパッカーとして様々な国を見てきた僕には納得がいく理論です。
実際、藤田医師は自分の腸の中にサナダムシを飼っていました。腸の細菌の役割をうまく人間の健康と結び付けていた人で、自分の人体実験でそれを証明しました。
また、ウンコを研究して、腸の状況を観察。
そんな一般の医師が嫌う研究で独自の展開をされているので、医学会ではなかなか賛同を得られないばかりか、バッシングにもさらされたようです。
それでも好奇心が勝り、ずっと研究を続けてこられた寄生虫学、熱帯医学の第一人者です。
藤田氏の経歴を見てもらえば、それは凄いの一言なのです。
好奇心が常識を覆すにはこういう姿勢が大事なんだと、生き方についても参考になる本です。
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