インドネシア動乱時代の東南アジア | libro の 読書感想ブログ

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陽はメコンに沈む                              

著者  伴野 朗



   1961年のインドシナ動乱時代のラオスが舞台。

   「陽はメコンに沈む」は元日本陸軍参謀、辻正信氏の実際にあった失踪事件を背景に書かれたフィクションです。、私はタイなど東南アジアを旅行していた時に読んだので、ドンドン引き込まれました。

   パテト・ラオCIAなどスパイが入り乱れ、誰が味方で誰が敵なのかよくわからないシチュエーションの中、話は進んでいきます。

  ベトナム、タイ、シンガポール、アメリカ、日本

   色々な国の事情を「陽はメコンに沈む」には盛り込んであるので、まだ生まれていなかったインドシナ動乱時の東南アジアの状況が目に浮かぶような感じでした。

   それもそのはず、著書の伴野さんは朝日新聞の外報部記者で69年~71年までベトナムのサイゴン(現在のホーチミン)にいて、インドシナの状況には精通していた方なのです。

   私は東南アジアを旅行していた時に、この「陽はメコンに沈む」を読んだので、現在の状況も大体わかっている為、余計引き込まれたのかもしれません。

  舞台が舞台だけに東南アジアの状況インドシナの歴史にほとんど関心のない方には、この「陽はメコンに沈む」の面白さが伝わらないかもしれません。

   一方、東南アジアが好きで何度も海外旅行に行ったり、歴史を調べたりしている方にとってはとても楽しめるので、是非読んでみてください。


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