見せかけを大事にするアメリカビジネス。
スタバが典型的なものです。
オレンジカウンティは白人以外は住めない、黒人差別の象徴のようなエリアだったのです。
20年ほど前、ビバリーヒルズで知り合い意気投合して週に3日くらい会っていた友人がいた。音楽の仕事と同時にワインを日本の百貨店の為に選別し送っていた。
その友人もワイン関係の仕事をしていた。
シャンパンのドンペリのイベントに招待してくれ、いわゆるセレブが集まっているパーティーということだった。
シャンパンのモエのニューヨークの責任者がモエの限定物のグラクリュのセットをテースティングする為のパーティーだった。
僕の友人だった彼がオーガナイズしていた。
しかし、彼には大きな問題点があった。
麻薬依存症でしかもセレブたちにばら撒いて人脈を作っていた。
モエの単一畑の葡萄で作られた限定ものの
テーティングパーティーは始まりモエの
責任者を僕に紹介し友人は暫く消えて行った。
モエの責任者は僕に色々と尋ねてくる。
一応、僕の友人に気を遣い、声のトーンが微妙に低かった。
『ねえ、彼は大丈夫かな⁇』
僕も、ドレスコードはなかったがスーツを着て出かけていたし、モエの責任者もセレブたちが集まるという事できちんとスーツ姿だった。
限定もののモエのグラクリュはすばらしい物だった。ドンペリを超える存在感がグラスを登ってくる泡に現れていた。
そこへ友人が戻ってきた。
テニスウエアに着替えていたがもう目は座ってしまって、、、、
困ったなと思った。キチンとは話せないことははっきり理解出来た。
モエの責任者がにパティーの目的は自分で果たしてくれるよう依頼し、仕事に繋げる役は僕が引き受けることにした。
友人が集めたのは歌手や、俳優、女優などで映画、テレビで?おなじみの顔ばかり。
名前は控えますが、秘蔵と言えるシャンパンの名前を聞いて飛んできた連中。
そこの友人は今でもオレンジカウンティ2寸でいる。
基本的には白人至上主義者の一人で、オレンジカウンティ、ニューポートビーチに住み、島を持っていて週末は島かクルーザーでパーティーをしていた。
ドラマのOCそのままというかも露骨にOCだった。
兎も角、どこで生んだかお金は桁違いに持ち
一体そんなカッコでどこへいくのといった感じでクルーザーにあるニューポートビーチの桟橋に黒のランボルギーニに来ていた。
ある時は島に連れて行かてある時はペリカンヒルズのクラブハウスで食事をした。
彼の戦いはlRSとFBIで脱税などの違法行為で何度も逮捕されていた。
『あいつらとは生き方が違う』というのが口癖だった。
ワイン仲間としておつき合いは続けています。