1980年のことだった
パリでレコーディングの仕事で夢中になっていた
7月のど真ん中
メチャクチャ暑い夏でした
レコーディングスタジオに日本から
国際電話が入った
モロッコに撮影で行く,
僕のプロデュースしていた
アーティストを参加させないかと言う打診だった
友人の女性写真家久留幸子さんとアートディレクターの
高岡さん?、現代詩人の高橋睦郎さんなどとご一緒で
2週間ほど8月の1日にマラケシュに入るようにという
お話だった。
モロッコのことはヤマモトヨウジや三宅一生さん
などから話は聞いていた。
そして興味を持っていた。
しかもパリでモロッコ料理人と仲良しだった。
快く仕事を頂いた。
初めてのアフリカ大陸の旅に
心が踊った。
映画で言えばカサブランカの街がある
モロッコへいくことが決まった。