トレジョー、ホールフーズなどアメリカのグルーサリーは日本のものに興味を持っていない。 | ロスからの声

ロスからの声

物足りないロサンゼルスについて書いています。

 

 

 

昨日トレジョーが売っている美味しくないお酒に

ついて書きました。

 

トレジョーは極端で2種類しか置いていません。

ホールフーズは15種類くらい置いています。

しかし積極的に勉強をして仕入れをしている

とは思えないです。

 

アメリカのグローサリーではお酒は買えない。

これ結論です。

 

きき酒を日本でやっていましたが

日本的な問屋が主催する和食イベントや

酒イベントが行われますがあんなやり方で

お酒は浸透しません。

 

酒は文化ですし、僕ら酒ファンは

酒を飲んで作り手の顔が見えてくるのです。

日本にいる頃は酒屋さんと「杜氏」つまり

酒を作る人に会いに行くあるいは会いに来てもらう

ようなことをやっていました。

 

うまい理由が知りたくなるのです。

 

初めてお酒を飲んだのは10歳の時。

僕以外が外に遊びに出ていて一人家に残った

僕はコタツに置いてあった酒を飲んだのです。

4合瓶半分くらい飲んだと記憶していて

帰って来た家族が酔っ払ってる僕を見て

笑ったり、驚いたり。

 

お酒が本当に美味しいと思ったのは

70年代の日本国内のツアーで

青森と弘前に行った時に出された西田酒造の

「田酒」でした。

当時はまだ珍しい純米酒。

水を飲むようにグイグイいけてしまいそして

気がつくと酔っている。

次にの日に影響もしない。

 

絶賛していたら青森に行くたびに「田酒」が届く

ようになり、自宅に一升瓶が6本毎年届いていました。

 

 

そして20年ほどま、例によってのワインブーム

が起きソムリエでもありましたが日本酒の利き酒会に

出てお酒を徹底して飲み始めました。

吟醸酒を追いかけていました。

 

そこで覚えたことはやはり日本の文化でした。

農業でした。酒文明でした。

どれくらい面白いか、、、、

そういうことを伝えながらお酒を売るような

ことでもない限りお酒はこれ以上売れません。

 

なんどもお酒を売ろうとして問屋さんたちが

日本からの役人を連れて行っていますが

この人たちには無理なのです。

文化を知らなないのです。

 

 

アメリカ人は日本の文化を知りたがります。

しかし、嫌いな学校の教師の授業が面白くなかったように

ダメ人間に酒の話をされても感動はありませんから。

 

まあ現実問題としてはこういうことを理解する

アメリカ人は少なく売上に結びつかない。

妥協の産物としてのお酒選びなのだと思います。

 


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