テメー「まさかの……」ってなんだコノヤロ!
――思わせぶりなタイトルは嫌いだぜ?
はい。
築浅中古物件を購入して移り住んだのが数日前のこと。
本日、そろそろ表札を設置しようかなと作業に入りました。
先々月の下旬、物件内覧の折にはまだ売主の表札がかかげられており、私はそれの下穴をそのまんま利用しようと企図して、あらかじめ下穴間の長さを計測し、事後、メーカーを探り当て、同じ取り付け方式のもののなかから自分好みのデザインを指定して発注いたしました。
で、
↓の写真を見てくれ……
↑悪くないんじゃない?
↑化粧ネジの質感もイイ
↑ちょwwwおまwww
そう。計測ミスである。
マジかよクソが!(失礼!)って思ったんですが、まあ、しようがない。どうしようもない。こいつはめんどうなことになったぞ……
とりあえず、テキトな金具を継いでごまかそうと思ったんですがね、その金具を探す手間は、あらたに穴を開けることよりもずっとめんどうであることに気づくっ……!
引越したばかりでいまだ荷はしっちゃかめっちゃか。そんななか工具の居所は把握していたので、私はため息まじりに家ん中から電動ドリルと工具箱を持ち出したのであった。
まず、不可逆系作業は絶対に失敗したくないので、ちゃんと説明書を読む。
↑めっちゃカンタンやんけ
要するに、開けた下穴に接着剤を塗布したプラグを押し込み、イモネジを回し入れた内側スレッド付きスペーサーにM4ナベネジを貫通させて締め込む。これが土台となる。そんでその土台と化粧ネジの間に表札が挟み込まれて固定されるってわけです。単純ながらよくできてる。
穴あけ前にすべきことはポンチング。穴の中心を決める作業ですね。これ大切。これやらんとドリルの先端が逃げまくります。
ポンチは何個か持ってるけど、今回はこいつを使ったよ。
普通のポンチだとケツをハンマーで叩かないとアカンのですが、こいつは被加工材に押し込むことで内部に仕込まれたハンマーピン付きのバネが伸張し、ある段階でそのバネが外れてハンマーピンが先端のケツを叩くって仕組み。便利です。
中心を決めたらあとはドリルでうがつだけ。
愛用の電動ドリルはコンセント式。これしか持ってない。たぶん充電式よりもパワフルです。
穴をうがちすぎないようにするための止め棒が付いているので、目測でざっくり調整。レッツドリリング!(瞬殺)
↑先住者がこしらえた下穴が悲しい
小さい穴ですが、開きっぱ放置はよくないのでシール材を発注しました。今日中に届くみたい。
↑モザイクかけるとわけわかんねえな
自分はマイホームに対し「おお、我が城!」的感慨を抱くタイプではまったくないのですが、それでも表札を掲げると自分のもん感マシマシっちゅうか、アガりますわな。
うん。
それではまた……