先週に引き続きまして、ビュルツブルクのお薦めワインレストランを紹介します。


ビュルガ-シュピタ-ルは有名なワイン醸造所が経営するレストランで、その起源は1319年に遡ります。

老人福祉施設がワイン製造を始めた歴史は受け継がれ、今でもワイナリーと老人ホームが共存しています。



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ビュルガ-シュピタ-ルのエントランス



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レストランのホール


元養老院の建物を使用しているだけあって、歴史を感じさせます。

この重厚な雰囲気がとても落ち着けます。



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フランケンワイン


先ずは定番の白を注文。シュピタールチョッペンというこのワイナリーのハウスワインです。

グラスの上の方に目盛が有るのですが、見えますか。

実はここまでワインを注げば250mlで、決められた容量なのですが、このラインを大幅にオーバーしているのが判ります。(大サービスですね)



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フランコニアンワインス-プ


先週紹介したユリウスシュピタ-ルでも紹介しましたが、この地方で食事するときは必ず頂きます。

店により特徴があるのですが、この店の物は野菜がふんだんに使われているのが特徴です。



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メインと一緒に出てくる新鮮なサラダ


ザワークラフトも入っていて、ドイツ料理を感じさせます。これで更にお酒が進みます。



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フィレステーキ フランコニアンスタイル


このメイン料理にもフランコニアンという名前がついています。(どうやら付け合わせバターに秘密があるようです)

このフィレ肉は柔らかくてとても美味しいので、ここを訪問する時はいつも必ず注文します。



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赤ワインはフランケンワインの中ではとても珍しく、生産量も少ないのですがそれだけに貴重です。


シュペートブルグンダーという品種のワインで、フランスでいうピノ・ノワ-ルに当たります。

赤ワインの中では比較的軽やかで独特なフル-ティな香りが楽しめます。

この地方を訪問された際には是非試してみて下さい。





ロマンチック街道の一番北に位置する街、ビュルツブルクは美味しいワインと郷土料理が楽しめる美食の地ですが、世界遺産レジデンスを始め、見どころの多い落ち着いた観光地でもあります。

フランクフルトからドイツ国鉄のIEC(インターシティエキスプレス)で約1時間半とアクセスも良い所なので、あえてこの地で宿を取り、滞在することをお薦めします。