6月8日。 日曜日。
この2日ほど前。
日本から
夫の両親が遊びに来てくれました。
お父さんは2度目のフランスで
1年半ぶり。
お母さんは3度目で、3ヶ月ぶり。
2人ともこのツウ好みとも言える
目立たない地方都市の立派なリピーター。
『行きつけの街』になりつつあります。
今回は、もう観光も必要ないから
ゆったりモードで滞在。
リピーターならではのゆとりで。
そんなわけで日曜日。
夫の休日に
まだ両親が訪れたことのない場所へ
みんなでちょこっと遠出。
『Sion(シオン)』へ。
車で30分ほどのところにある
丘のてっぺん。
ちょうど空が晴れ渡ってきた
ランチタイム。
唯一のレストランに
至福の生ビールとランチを
求めてやって来ました。
ところが。。。
この日、通常より大盛況の店内に
てんてこ舞いのスタッフ陣。
席を確認しに行った夫が
ランチ終わりって言ってるよ と
戻ってきました。
うっそお~!?
ランチタイムど真ん中の時間帯なのに!?
席、空いてるのに!?
信じられず、席に着いて
待てども・・・一向に注文を聞かれず。
待ち侘びて店内に入るも・・・
話しかけないでオーラ が
出まくりのスタッフ陣。
ようやく話しかけた店員さん。
ランチ? 無理!
パンにハムかチーズ挟むだけなら
出せますけど。
なぜに上目線?
なぜゆえに当然のような顔して
ランチタイムど真ん中の来客を拒絶??
でもほかに食事できる店もないし・・・ と
焦る私達。
何度か聞き返すも・・・強固な拒絶。
完全なるスタッフ陣ペース。
ちなみにこういう時
ご迷惑おかけしてすみません なんて
言われないのがフランス流。
店員さんにしたら
来客が多いのは自分のせいじゃないし
という道理。
で、お客さんの態度のフランス流は。。。
ま、しょうがないか と店を出るか、
もしくは・・・ゴネる。
ネゴる(交渉する)、のではなくて、
ゴネる。
そこで私も。。。
ほんとにダメ? 簡単な料理もダメ?
じゃあどうして
あのテーブルの人は食べてるの??
あの人達の食事は
今から出すんじゃないの???
食い下がると・・・
渋々、確認してきます と
奥へ行く店員さん。
そして戻ってきて
何名の食事を用意すればいいですか?
と聞いてきました。
おお~。 ランチ、ゲット!
そしてこういう時
出せるなら最初から対応してよ と
腹を立てたりしないのがフランス流。
結果オーライで万事OK として
店員さんに
あなたの頑張りに感謝します と
笑顔で終わらすのみ。
本当は。。。
この両親があの遠いアジアの国、
ジャポンからせっかく遥々やって来て
今日ランチが食べられなかったら
もう2度とココで味わえないのにどうしよう~
っていう泣きつき型ゴネりも
考えてたのだけれど、幸いにも出番なし。
無理かも・・・という局面で
とりあえず大人も
駄々をこねてみるのがフランス流。
青空の下で勝ち取ったランチ。
無事にお腹を満たすことができ、
妙にツイてたような気さえしてきて
上機嫌でお店を後にしました。
午後は
麓に広がる平野を見渡しながら
お散歩。
娘と息子は売店で買った
6つの風車がついたおもちゃ↓を
風に向けて嬉しそう。
風車がクルクル回って
歩くとゆっくり、走ると早い と
はしゃいでいました。
初夏の萌える緑が
アーチみたいに続く小道。
葉の揺れる音を聞きながら通り抜けると
生命力を浴びてる気分。
ね。
リピーターになっても
まだまだ新しい魅力がいっぱいの
街でしょう?


