水属性巨人の【Lange Wapper /ランゲ・ワッパー】です。

スヘルデ河沿いのステーン城にでかい銅像があり、毎年パレードもあるくらい国民的な巨人です。

Het Steenまずはクルッデの時と同様に、ジモピーのテッチャンの話そのまんま翻訳から。
『ここには他にランゲ・ワッパーってのがいるよ。
でも昔からの伝説なのかフランダースの犬みたいな造作なのかちょっと解んないや。
調べてみなよ。』
との事で、やっぱりいい加減です。(笑)

そこで困った時のウィキペディアを見たんですが、やっぱり日本語Verはなくて、1番ちゃんと書いてあるであろうオランダ語Verは読めないので、英語版を訳してみました。

Wikipedia Lange Wapper(英語Ver)≪16世紀のウィルレイク由来の伝説。
1人の農夫が彼のベッドの上にでっかいパセリと大きな赤キャベツがあるのを見付けました。
彼が野菜に触ると、それは可愛い赤ちゃんになりました。
世話を見なければならなくなった農夫は、その子をアントワープのとある家庭に養子に出しました。
何年か経つとその男の子は必要に応じて人を助けるようになりました。
ある日、彼は若い暴漢に襲われてスヘルデ川に投げ落とされたお婆さんを助けました。
お婆さんは感謝して、彼に自由自在に大きな街から他の街へひとっ飛びできるほど高く大きくなれる特殊能力を与えました。
それが気に入った彼は以降ランゲ・ワッパーのニックネームを持つようになりました。
海の近くの河川や川に住む水の精となった彼は、女性から母乳を得るため、酔っぱらいをからかう為、遊んでいる子供を驚かす為にこの能力を使うようになりました。≫
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と言う事で、早速テッチャンに
『こいつあんまり邪悪じゃないしオッ○イ星人だから親しまれて、そっちじゃ人気なの?』
って聞いたら
『確かに彼はあんまり邪悪じゃないしちょっとヤラシイ。
いやいや、人気じゃないよ!
ここじゃ皆彼をウザがってる。
実際彼に会ったら超ウザくね?』
って言ってました。(笑)
まぁ他の話ではランゲ・ワッパーに何人か殺されてるのもあるんだけどね!
さて、Loriのブログを昔から読んでくれてる人はお解りでしょうが、Loriは何かを調べ上げる場合はまず、名前の由来から調べ始めます。
名前の由来を調べれば大概全貌が解る+大得意分野だからです。
Langeはオランダ語で”長い”の意味だとすぐに解ったんですが、Wapperが解りません。
頼りの綱のテッチャンに聞いてみたんですが、
『Wapperにどんな意味があるのか全然見当もつかないやぁ。
何かが訛ったとかかな?』
と、やっぱリ役立たずです。(笑)

そこで関係ありそうなオランダのサイトを片っ端から調べてみた結果、この名前はラテン語の"Homo langelis wapperus intelligentus" から来ていて、Wapperは英語ではWhopperになる事が解りました。
ラテン語のホモ・インテリジェンスは、人間の学名のホモ・サピエンスの別の呼び名と言うか亜種とか新人類みたいな感じの言葉なので、ランゲ・ワッパーの学名は”長く信じられないほどでかい人”と言う感じの意味になります。
また、英語ではTall(背が高い)/Large(大きい)って言葉にTalk(話)/Story(物語)を足す事によって”ホラ話”を表す単語にもなるので、ランゲ・ワッパーはもうその存在自体がホラ話と言うか、いわゆる≪大きな釣り針≫な訳です。
ここで畑生まれのランゲ・ワッパーが何故いきなり水の精になったか疑問が浮かびます。
それから何でオッ○イ星人なのかもです。
で、調べたところ、国の北側の水辺に住んでいた古い船団の名前がWappersで、ほとんどの団員が170~195cmの長身で、中には2mを超える人もいたそうなので、それも掛けてあると言う事が解りました。
船乗りは女好き~~~~ってのは納得ですが、まだ弱い。
女好きってだけなら母乳にこだわる必要はないからです。
で、思い出しました!
グリム童話で【金の手毬/蛙とお姫様/蛙の王様】のどれかの邦題で誰でも知ってるほど有名なあのお話に、蛙が求めるのがお姫さまと一緒に食事したり寝たり事ではなく、お姫様に母乳貰う事ってバージョンがあるんですよ!
つまり、ランゲ・ワッパーの正体は蛙
で、彼の伝説は蛙にまつわるホラ話と言う事です。これを教えてあげたらテッチャン大喜びでした!(笑)
Lori的にはランゲ・ワッパーの邦名は
≪赤キャベツ太郎・パセリ味≫

にしてあげたい、わりとマジで!!!!!(笑)

(この話からあのお菓子のキャラを蛙にしたならすごいぞ!株式会社やおきん!!!)
それから、Loriの推測ではランゲ・ワッパーは北欧神話の変幻自在の巨人トリックスター【ロキ】や、スラブの水の精【ヴォジャノーイ】とも関連してるんじゃないかなと思ってます。
テッチャン曰く、ベルギーでは水に関する伝説がとても多いそう。
やはり地形的な特徴でしょうね。
Wikipedia Lange Wapper (Dutch)
