僕にとってスティーブ・アルビニとは、ビアフラシド・ヴィシャスエイドリアン・シャーウッドジム・フィータスジェネシス・P・オリッジと同じ「近づいてはいけない怖いミュージシャン」カテゴリーに入る人だ。

 

 なので、追悼しようにも、Big Blackのアルバムなんか手元にあるわけない。でも、なぜかRapemanのアルバムがあるな。なぜ?

 

 なんで買ったのか、さっぱり思い出せないが、あるものは仕方ない。追悼のためにかけてやろうじゃないの。

 

 でも、やっぱり怖いのでサウンドバーガーで。なぜ?

 

 

 ノイズ系のインダストリアル・パンクバカテクのパンク、ハードコアを聴きたいなら、この1枚だろう。バンド名が弁護の余地なくアウトなことで悪名高いが、このヒリヒリしたサウンドは刺さる人には強烈に刺さるはず。

 

 可笑しいことに、このレコードは無駄にコンディションがいい。ジャケも盤もMint。プチノイズがまったくない。ノイズ系のサウンドをクリアーに再生する。なんだかよくわからない。針がブツブツ跳ぶ方がいい味出しそうなのに。

 

 国内盤は高騰しているみたいだが、残念、こいつはUK盤。ホント、どこで買ったんだろう。合掌

 

Rapeman - Two Nuns And A Pack Mule album cover

Rapeman – Two Nuns And A Pack Mule

(BFFP 33Blast First, UK, 1988)