リネージュはサービス開始から10年以上続くMMO RPGだ

ゲームはどんどん進化し続けている

 

ある日、僕は装備品などの全てを友人に譲り渡し、一度いわゆる引退をした

 リネージュを超えるゲームはリネージュ2のみである

と謳い、その数年後

 またそれを超えるゲームはリネージュのみである

とこの世界に戻り、ブランク期間の穴埋めをしようとしこしこプレイするも時すでに遅し

プレイヤー同士戦うことができるPVPサーバで血気盛んに育つも

別の世界に浮気し、戻ってきたら、そのサーバはなくなっており

PVPがないサーバとして再生したと説明を受けた

 

 いつ斬られるか

 誰に斬られるか

全く予想のつかないハラハラな毎日は消え 今、言うならば

 

 白タイツ着て、毎日、お花畑でスキップしている

 

そんな世界に、つい先ほど、こんなログが流れた

 

ナニニツカウノダロウ?

 

真冥王の執行剣が、僕には一生掛かっても作れないであろうアイテム

であるということは理解している

しかし、それがどれほど強いのか知らない

調べる気も沸かない

あまりに遠い存在すぎて、成功ログが流れた時も

強化を成功させた者に心からの祝福が送れないことが嘆かわしかった

 

ゲームの中の僕たちは、透明になれるマントを来て

人目につかないように狩りしたり、街中を歩いたりしている

突然いなくなっても、誰にも気付かれないであろう

 

透明なまま倉庫前で2時間突っ立っていても

誰にもディテクションされることがない

平和な世界 真っ白な世界

ここに僕がいる意味はあるのだろうか