今まででサイコーに感じ悪い!(←誉めてますよ!)
この人は世の中にある「ちょっとだけ疑問を感じる何か」を、
うまく利用して提示してくる。
モンスターペアレントとか、被害者の人権など、
ちょっとややこしいそういうの。

だから、そのちょっとした「感じの悪さ」に気づくと、
ますますこの人の本はおもしろく読めると思う。
特に「PTA臨時総会」の先生の独白なんか、
湊さんらしい書き方で、勝手にヒーローにまつり上げられた人が、
後で叩かれるという、よくある感じがうまいと思った。

でもこれは男性が読むのはどうかな?
特に「フランス人形」なんか、気分が悪くなりそう。

次作にも期待。

贖罪 (ミステリ・フロンティア)/湊 かなえ
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