大好きな、貧乏話。

これは、金銭面だけに限らず、
実際はお金があったとしても、
貧乏をしたことがあるという精神を持ち続けろ、
という本である。

確かに、本物の貧乏生活は人を変える。
心の広い立派な人にも変わるし、
カネに細かい亡者にも変える。
できれば、貧乏を楽しむくらいの度量で行きましょう、
という感じか。

ただ、けっこう大学生を中心にして、
「学生時代の貧乏はいい」といった内容は気になる。
本当に貧しくて、大学に行けなかった人も世の中にはたくさんいる。
大学に行くという選択ができた人は、
貧乏な家庭ながらも、本人及び両親に知識があったのだろう。

貧乏の楽しみ方の羅列は楽しい。
やかん磨きとか。
そういうのは大好き。

装釘は大好きなクラフト・エヴィング商會。


<貧乏>のススメ/齋藤 孝
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