まず一番に言っておくが、
この本は対談形式なので、
児玉さんがお話しされている所すべてが、
脳内で博多華丸に変換されてしまうので、要注意。

そんな話は、どうでもいい。
児玉さんは素敵だ。
大変読書家でいらっしゃる。
失礼な言い方だが、ご高齢(昭和9年生)なのに、
三浦しをんさんや万城目学さんなんかの、
最近活躍している作家さんの本も読んでいる。
そんな若い作家さんたちに、
優しく丁寧に、しかも敬語で接している。

目線がお父さんというよりも、
新人の時に世話になった部長クラスの上司とか、
小学校の校長先生とか、
子供の頃からかかりつけの内科のお医者さんのような、
優しーく、あたたかーく、見守ってますよー、
そんな感じ。

余談ですが、
児玉さんは切り絵(貼り絵)が大変お上手。
フランスのデザイナーのような作品を作っている。
すごく素敵なので、あの本も欲しい。


児玉清の「あの作家に会いたい」/児玉 清
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翻訳物が苦手なので苦戦した。
かなりボリュームたっぷりだったし。

アメリカの地理や歴史に、
もう少し明るければ、
面白く読めたのかもしれない。

ストーリーは、
簡単に言えば12歳の少年のロードムービー。
スピヴェット君は、
とにかく何でも研究熱心で、
メモを取りまくる少年。
その、スピヴェット君が、
アメリカ西部から1人で旅する物語。

大筋はこうなんだけど、
お母さんのノートに書かれた物語がメインといってもいい。
そして、ラストのお父さんが素敵。

話の内容はともかく、
イラストと注釈には参った。
これって、まさに電子書籍向きだと思う。
じゃんじゃん図表や写真、音楽、
なんならウィキペディアともリンクさせて、
「もう、どれが本筋かわからん!!」くらいまですればいい。
絶対、読み終わることがないと思うけど。


T・S・スピヴェット君 傑作集/ライフ・ラーセン
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「五階でございます」という、
エレベーターの音声は、
以前より気になっていた。
「ございます」より「五階です」の方が、
より「誤解」っぽい。

この話以外は、まぁ普通のエッセイでした。
恵まれた人だなぁという印象でしかない。
学生結婚をして、
自分の母親と子供たちを連れて、留学。
なかなか、できませんよ。

最後の「夜は短し歩けよ乙女」の解説はよい。


誤解でございます/松永 美穂
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