Shran Andria のメモちょう。 -55ページ目

Shran Andria のメモちょう。

思いつきです。
笑ってご容赦を・・・

むかし、アンドリアという国にロドリゲス・ゴンザレフ・ジャメルという王国の娘がいました。

彼女は、町に出て、人々の暮らしを見るのが好きでした。

彼女が10歳ぐらいの時に出会った、ア・リザは、音楽好きの少女でした。

リザは、お金持ちではなかったけれども、優しくて、お父さんに作ってもらった楽器を弾いたり、

歌ったりするのが好きでした。

ジャメルは、近くのカフェに連れて行っては、甘いストロベリーミルクをご馳走しました。

リザもその甘いミルクが好きで、二人でいつまでもおしゃべりしていました。

そして、ジャメルが20歳を迎えた時、ジャメルのお父さん、つまりこの国の王様がなくなりました。

ジャメルの悲しみは深く、どんな家来や、他の人がかけてくる言葉も、彼女を癒すことはできませんでした。


ある日、ジャメルはお城を出て、川のほとりで水面を見つめていました。

そこに、リザが現れ、こう話してくれたのです。

「ジャメル、私はあなたが好きよ。この国はね、名前の長さがお金持ちの度合いを表すの。

あなたのようなお金持ちが、私を友達と思ってくれるだけでとても幸せなの。」

そう、言って、リザは、彼女のオリジナル曲を歌ってあげました。

ジャメルはなんだか楽しくて、元気になってきました。

そして、リザはこう言いました。

「あなたは、女王になるのよ。そうなったら、私なんかと付き合っていては駄目。私は、いくら歌が好きでも

お金持ちじゃないから、歌手にはなれないの。一生、東急ハンズの入り口の掃除をするの。さよなら。。。」


ジャメルは、ゆっくりお城に歩いて帰りました。

そして、女王になって、この国の貧富の差をなくすことを決意しました。

リザが、舞台の上にたつために。。。


ジャメルは、通貨を廃止して、各国民の能力に応じた仕事に就くような政策をとりました。

その結果、食物を作る人、家を作る人、服を作る人、みんながそれぞれの能力で精いっぱい働いて、食物や家や

衣類が平等に与えられるようになりました。


また、スポーツができる人や、芸術ができる人は、それを見せることで、やはり同様に人に喜びを与えることが出来ました。


町には、犯罪もなくなり、完全にヒエラルキーはなくなりました。


そして、警察や、牢屋も必要なくなったのです。


しかし、ジャメルにはもう一つだけやるべきことがありました。


もう、統治もヒエラルキーもなくなったこの国に、お城は必要ありません。

ここ数年ジャメルが振るってきた政治手腕、政治家すら不要となりました。


そして、人を使うことで暮らしてきたジャメルにとって、スキルで生きる世界は地獄でした。

交換するためのスキルがなく、食物も満足に手に入らないようになりました。


ある日、ジャメルは町の中心地に出てみました。

プロムナードと呼ばれる中心のステージには、リザの姿がありました。


あまりにもおなかが減ったため、リザに近づき、「リザ、私よ、ロドリゲス・ゴンザレフ・ジャメルよ」


リザはこう言いました。「知らない人。。。」