《夏休みゾンビ映画特集》パート2
今日のえりっくオススメ映画
【アフターデイズ・ボディ】
前回話した通りスリーデイズ・ボディのエンディングからの続きで物語は始まる
前作よりホラー要素が増していて、他にも痛々しい場面やエグい場面がふえている
まずはおさらいで何故サマンサはゾンビになったかと言うとパーティーで一夜を共にした男が元凶で、その男から病原菌をもらう
男の名前は通称BJと呼ばれていてどうやら警察が追っていた指名手配の危険人物らしい
そして指には「滅ぼす者」を意味するアバドンという刺青が入っていてて一連の事件の鍵を握る人物
そしてスリーデイズボディのエンディングから物語は始まる
《序章》
事故から目が覚めたサマンサは車から降りると野次馬を威嚇し駆けつけた警察の制止も聞かず、現場に到着した母親の元へと歩みだす
あれほど忌み嫌ってた母親だったが散々な目にあい、最後は母親の元へと帰るのかと思いきやいきなり母親に襲い掛かり馬乗りになって喉の肉を喰いちぎるのだった
サマンサは駆けつけた警察に頭を撃ち抜かれ死亡、指にアバドンと入ったものが死体を解剖してるところから物語が始まる
2015年 アメリカ映画 79分
【ストーリー】
『4日目』
その頃ライリーは関係を持ったサマンサの様子がおかしかった事から不安になり、姉ブレンダの夫で医師の義理兄に血液検査をしてもらう
帰り道、女刑事のヤングから電話があり任意同行を求められ署に向かうとアリスとサマンサの事を色々聞かれるのだった
ライリーの脳裏にはアリスの死体を見つけた後に電話してる最中アリスが目覚めて襲ってきた事がよぎるが事実とは異なる当たり障りない証言だけにとどめる
サマンサの事も関係を持った事は伏せて恋人ニッキーがいた事を話すがヤング刑事からそのニッキーも死体で発見されたと聞かされ言葉を失ってしまう
そして重要参考人の指名手配中の男の似顔絵を見せられパーティー会場にいたと証言し署をあとにすると、車のワイパーに「おしゃべり」というメモが挟まれていた
家に着いたライリーはパーティーにいた男BJに狙われてると思い、あの夜BJがサマンサを車で犯した事と車のナンバープレートをヤング刑事に通報するのだった
『5日目』
ライリーが朝食を食べていると同居してる祖母の面倒を見てくれてる女学生ハーパーが訪問した
挨拶を交わしてると義理兄から電話が入り、血液検査の結果が心配された性病関連は全て陰性だったとわかる
ホッと胸を撫で下ろすライリーだったが義理兄からサマンサの検死で壊死性の性病だった事が告げられ顔を強ばらせてしまう
その顔を見た祖母は夜に行われるアリスの追悼式にハーパーと一緒に行くよう提案し、ライリーは了承した後に出社するのだった
ライリーはカウンセラーの仕事をしていて担当の少女デビーがカウンセリングに訪れたが挙動不審だったため理由を聞いていた
するとデビーが顔をあげ目が血で充血したようになっていて感染の兆候を見せ「自分の皮膚の下に何かがいる」と自分の腕をかきむしり指を突っ込んで取り乱してしまう
夜になりライリーはアリスの追悼式にハーパーを連れて出席するが激しい耳鳴りに襲われトイレに行くと大量の鼻血に見舞われる
心配になったハーパーが気分が悪いなら帰ろうと言い二人は追悼式をあとにしてバーで飲み直す事にする
密かにライリーに好意を持っていたハーパーはライリーに急接近しキスをするがトイレに行ってる間にそれを見ていたBJにライリーを連れて行かれてしまう
ちょうどその頃、ライリーの通報から車の持ち主BJの住所を割り出したヤング刑事が家に捜索に入っていた
ある部屋でサマンサやライリーの写真が貼り付けてあり、それを見ていたヤング刑事が背後に気配を感じ振り返るとゾンビ化した女が急に襲ってくるのだった
拳銃で撃っても怯まずゾンビはなおも噛みつこうと接近、何とか頭を撃ち抜いてヤング刑事はその場をあとにする
『6日目』最終日
BJに連れて行かれたライリーは解放され自宅で目が覚めるが大量の血尿を出し自分が感染した兆候を示す目の充血を目の当たりにする
そしてデビーが言っていた「皮膚の下の何か」も自分の肌に感じとりカッターで自分の皮膚を切り裂き、中にいたウジ虫を絞り出すのだった
BJに完全に狙われてると思ったライリーは自分の身内も危ないと姉夫婦に家から出ないよう警告し祖母にも電話するが出ない
心配したライリーはヤング刑事にBJに拉致された事実を伝え祖母の事を頼むとハーパーも危険だと感じ学校へ向かった
ハーパーは感染の兆候が出ていたためライリーは無理やり彼女を連れ出すが事情を説明してと詰め寄られBJが疫病をサマンサにうつしそれが自分たちに拡散したことを告げる
その頃ヤング刑事の元に国土安全保障省の人間が接触してきてBJが1年ほど前から国に脅しをかけていた事を知らされる
最初は悪戯程度と軽視してたがここにきて致死率100%の疫病をBJが拡散し始めた事がわかり国が動き出した事を説明するのだった
ハーパーに事実を話したライリーはその元凶のBJが発症してないことから薬を持っていると考えハーパーを納得させていた
しかし目の痛みが増してきたハーパーがコンタクトを外そうとするとそのまま目玉が飛び出てきて発狂してしまう
早くBJの居場所を突き止めたいライリーは睡眠薬を売ったと思われる仲間の売人のところへ行き住所を聞き出そうとするが、そこへヤング刑事らが突入してきて病院に運ばれる
程なくしてハーパーは死亡、何とか自我を保っていたライリーのところへBJが訪問してくるのだった
すぐにヤング刑事が駆けつけたがBJは爆弾を身体に巻き付けマシンガンを所持し、手が出せないでいると一瞬の隙をついてBJがマシンガンを乱射し周りは血の海になってしまう
足を撃たれたヤング刑事もとどめを刺されそうになるがそこへライリーがベッドから抜け出し電気ショックでBJに襲い掛かる
そのままBJはヤられそうになるもライリーは力尽きBJに拳銃で撃たれ逆に殺されてしまう
『エンディング』
ライリーを始末し、立ち上がったBJは震えるヤング刑事に銃を突き付けるがゾンビになったライリーに喉を喰いちぎられてしまう
ゾンビになったライリーはヤング刑事の前で立ちはだかり無意識の自我でじっとしているとヤング刑事に脳天を撃ち抜かれ死亡する
その頃姉ブレンダ夫婦の家ではお腹にいた子供が激しく動きブレンダ自身はゾンビになっていた
そしてある病室には手当てを受けたBJが眠っていたがそこへ指にアバドンと刺青の入った謎の男が訪れて物語が終わる