とある日曜日の午後。
義父母がやって来ました。
お待ち頂いているお客様がいる状態だったのでそう告げたのですが、店に入って来て
「家を売ることになるかもしれない」と。
え?!どうして?
家を売ってどうするの?
どうして今なの?
混乱する私。
ただならぬ気配に静まり返る店内。
そして、怒る夫。
「お客様がいる時にする話じゃないだろう!
店が終わったら行くから!」
そう言って帰ってもらったけど…
変な空気になってしまって申し訳無かったなあ。
夜行くと言ったはいいけど子供達どうしよう。
夕飯食べさせてからだと出るのが遅くなる。
長男は塾だし、どんな話になるかわからないから何時に帰って来られるか見当もつかない。
明日は月曜だから学校あるし…
夕方塾から帰ってきた長男に事情を話し、ご飯を炊いて冷凍しておいたおかずを温めて次男と2人で食べてもらうことにしました。
土日はお昼も不規則になるので数種類のおかずを結構な量冷凍しておいたのです。
まさか全部食べられてしまうとは!笑
おそるべし!
帰った時2人とも寝ていたけど、使った食器や鍋が洗ってありました。ありがとう(泣)
店が終わってすぐに義父母の家に行きました。
呑気にテレビ見てました。
義父の話によると
検便で再検査になった➡︎がんだ!➡︎お金がかかる➡︎うちにはない➡︎家を売ってお金を作る!
と考えたそう。
色々突っ込みたいのに呆れて言葉が出てきませんでした。
再検査してから考えようと言っても義父は「俺はきっとがんだから金が必要だ」
の一点張り。
おまけにうちに来たその足で三◯のリハウスに行ってきたと!
なんかわからないけどハンコ押してきた!
えーっ!!
もう…暴走もいいところ!
だいたいどの位で売れるのか聞きたかったらしいんだけど、どんな話の流れからか契約書にサインしてハンコ押してきちゃった。
詳しく説明してって言っても曖昧で要領を得ず。
年寄り2人でノコノコ出かけて行ったから…
夫が「そもそも家を売ったらどこに住むの?うちは無理だよ!一郎が受験生だしお父さんたちの部屋はないよ」
はっきり言いました。
義父「売った金でお前んとこを増築する」
うちはお客様用の駐車場があります。
そこに柱を建てて部屋を作るんですって。
開いた口が塞がらないってこういう事を言うんだなーって思いました。