京都新聞【フィギュア沢田、今季で引退 ラスト国体へ気迫】
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20110124000167

$そらにみつ ~天満~


 2007年のフィギュアスケート四大陸選手権4位など、国際舞台で活躍してきた京都外大西高出身の沢田亜紀(関大)が、今季で現役を引退する。26日に青森県で開幕する冬季国体が最後の全国舞台となる。「大学で区切りをつけようと以前から思っていた。見ている人に何かを訴え、気力が伝わる演技がしたい」と明るく決意を込めた。

 宇治市で育った22歳。幼稚園でフィギュアを始め、京都女子中3年で全日本選手権に初出場した。最大の武器は高く、元気のいいジャンプ。高難度の「3回転-3回転」の連続ジャンプを成功させたこともあり、トリノ五輪金メダルの荒川静香さんをはじめ層の厚い日本女子の中でも存在感を示していた。

 05年の世界ジュニアグランプリ(GP)ファイナルで2位、06年のGPロシア杯で5位と好成績を残し、バンクーバー五輪(10年)の「期待の星」と注目された。しかし、高校2年だった05年秋、拠点にしていた通年型リンクの醍醐スケート(京都市伏見区)が閉鎖され、練習環境が激変した。

 繊細なエッジワークが要求されるフィギュア選手は、年間を通して氷に立つ必要がある。リンクを求め、近畿各地を転々として練習した。授業が終われば、長時間かけて練習に直行していた当時は「毎日、高校にスーツケースを持って行っていた」という。「(4位に入った)四大陸から帰国後の練習で、ジャンプがあまり飛べなくなっていた。今から思えば、燃え尽きていたのかも」

 若手の台頭も重なり、関大では思うような成績を残せなかった。だが、別のやりがいを見つけた。スケート部で副部長を任され、大学で競技を始めた部員を教えた。「滑れなかった人が技をマスターできたときはうれしかった。成長の手助けができたかな」と話す。

 卒業後はスポーツクラブに就職し、競技から離れる。でも、大学主催の子ども向け教室に携わった経験を「飽きないように工夫しながら教えるのは楽しかった」と振り返り、人懐こい笑顔で指導者としての「復帰」を期待させた。



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リンク事情も悪かったのですね・・・。
そんな状況の中でよく頑張られたと思います。

3F-3Tも飛べていたし、3Aにも挑戦していた亜紀ちゃん。

ここ何年かは、競技の様子を見ることもできず、
(○ジは放送しろよ!! 一時期はあんなに持ち上げていたくせに!!)
引退のニュースを聞いて「そうなのか・・・」と思いました。

引退が決まってから、ニュースは少し出てきていますが、
それは嬉しい反面、微妙な気もします。

スポーツクラブのインストラクターとして就職が決まったそうですが、
フィギュアスケートの指導者としての可能性もあるのですね。


引退が早いフィギュアスケート選手。
第二の人生というのには早すぎる気もします・・・。
お疲れ様でした。


彼女はきっとこれからも頑張り続け、
亜紀スマイルで多くの人を元気付けてくれることと思います。




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