asahi.com【「浅田 ただ時間必要」フィギュア 佐藤コーチに聞く】
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY201011300126.html

$そらにみつ ~天満~


フィギュアスケートの浅田真央(中京大)が今季前半戦のグランプリ(GP)シリーズでNHK杯8位、フランス杯5位に終わり、2季連続でGPファイナル出場を逃した。2度の世界女王に輝く浅田の再生はいつになるのか。9月から浅田を指導する佐藤信夫コーチ(68)に要因などについて尋ねた。

 ――試合で浅田本来の力を発揮できていないが。

 「原因が一つだったら、問題を解決するのは簡単。僕は浅田選手にスケートはミックスジュースのようなもの、と言っている。リンゴやバナナやイチゴ――。いろいろなものが混ざっているからこそ、味が出る。ミックスジュースのように三つの要素がバランスよくできていないと、良い答えは出てこないと。では、リンゴやバナナが彼女にとって何なんだ、という部分は感覚の世界なので具体的には言えない。ただ時間が必要です」

 ――フランス杯の公式練習では、身ぶり手ぶりで指導する場面が目立った。

 「良くなるのを待つしかない、と言っても、本番の試合になると基本的なことばかりは言っていられない。ただ、ベーシックな部分を省略して付け焼き刃でやってしまったら、また元に戻ってしまう危険性がある。全日本選手権もあるが、そこは同時並行でやっていかないといけない」

 ――具体的に今後どの部分を修正していきたいか。

 「技術的なことは具体的には言えない。僕が技術的な問題点を一つ言って報道されてしまうと、それが独り歩きしてしまう。皆さんの目にはこれは失敗ジャンプだなと思うものでも、僕には良いものだな、と思うものがある。僕自身は形になりかけていると思っているし、あとは時間との戦いで待つしかないと思う。彼女がそれをどこまで我慢できるかだと思う」(パリ=坂上武司)



=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


サンスポ【真央「次がラストチャンス」/フィギュア 】
2010.11.29 05:00

http://www.sanspo.com/sports/news/101129/spm1011290522003-n1.htm

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦フランス杯で女子5位に終わった浅田真央は一夜明けた28日、パリ市内のリンクで取材に応じ、「次(全日本選手権)が本当のラストチャンス。どうするか日本に帰って佐藤(信夫)先生と考えたい」と悲壮感を漂わせた。

 12月末の全日本では、来年3月に東京で開催される世界選手権代表が決まる。2大会連続3度目の女王の座が懸かるが、出場を逃すと今季は年内で事実上、終了してしまう。

 真央は第1戦のNHK杯で自己最低の8位に沈み、復活を期した今回もジャンプのミスが相次いだ。それでも、「(音楽や構成を)変えるつもりはない。一度いい演技をすれば波に乗ってくると思う」と前を向いた。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=


サンスポ【真央「人が見ている中で」練習へ/フィギュア 】
2010.11.30 05:01

http://www.sanspo.com/sports/news/101130/spm1011300503001-n1.htm

 真央は29日、出場していたGPシリーズ最終戦、フランス杯(パリ)を終えて成田空港着の航空機で帰国した。帽子を目深にかぶり、「自分の力が出し切れていない。次の試合(全日本選手権)がラストチャンス。直すところはないので、しっかり練習したい。気持ちの持っていき方をどうやっていつものようにするかを考えたい」。

 今後は練習拠点の中京大リンク(愛知県)と新横浜リンクを行き来しながら練習。新横浜は一般の利用客もおり、「人が見ている中で滑ることになります」(関係者)と、より実戦に近い雰囲気で滑り込む。

 また、真央は世界選手権出場の有無にかかわらず、来年2月の四大陸選手権(台北)に出場する意向を持っているという。

 前日にはフランス杯の上位選手によるエキシビションに出場。白いドレスの衣装に身を包み、ショパンの楽曲に乗りながら、しっとりとした滑りで会場を魅了した。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=



スポーツ報知【真央、短期集中練習で完全復活だ…フィギュア】
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20101129-OHT1T00260.htm

 フィギュアスケートのGPシリーズ第6戦・フランス杯で女子5位に終わった浅田真央(20)=中京大=が29日、パリから成田空港に帰国。世界選手権(来年3月・東京)代表選考会となる年末の全日本選手権(長野)へ、佐藤信夫コーチ(68)と実戦を意識した短期集中練習に臨む。

 ジャンプの失敗が続いているが、「練習ではいい状態になっている。気持ちの持っていき方をいつも通りにできるように考えて練習したい」と精神面を強調。新横浜ではスケート教室らの生徒が見る前で試合を想定した練習を行い、45分~1時間の短期練習を繰り返して集中力を養う方針だ。また、世界選手権の出場可否にかかわらず、来年2月の四大陸選手権(台北)には出場する意向という。帰国前日の28日にはフランス杯のエキシビションに出演し、ショパンの音色に乗せた演技で会場を沸かせた。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

【Mao Asada & Takahiko Kozuka 浅田真央と小塚がフランスから帰国 】
http://www.youtube.com/watch?v=j00j7ga3u3Y



=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=




「世界選手権出場の有無にかかわらず、来年2月の四大陸選手権(台北)に出場する意向を持つ」
という部分にはかなりひっかかりますが・・・・。


私達の不安に対して、
そう、時間がないということに対して、
佐藤コーチが率直に述べていてくれること。
浅田選手が相談できる相手がいるということ。
浅田選手だけが矢面に立つ必要がないこと。

佐藤コーチの存在のありがたみを感じます。


昨季は、あの過酷な状況で、ほぼ1人でよく耐えたと思います。




彼女はGPシリーズでは成績を残すことよりも、
もちろん良い成績を残したかったとは思います、
自分との戦いを選びました。


NHK杯でも、フリーで、冒頭のトリプルアクセルを失敗した時、
予定では後半のはダブルアクセルを跳ぶはずでしたが、
またトリプルアクセルに挑みました。

フランス大会でも、
もし、少しでも良い順位にこだわるのであれば、トリプルアクセルを止めて、
ダブルアクセルを跳べばよかっただけです。
エキシビションでも練習でも簡単に跳んでいましたから。


しかし、彼女は、難易度を落とすことなく
果敢に挑戦し続けています。

場合によっては全日本では難易度を落とす必要があるかもしれません。
しかし、全日本ではきっと素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。




=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=