東京新聞【小塚、笑顔で勝負 ソチへ表現力を磨く】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2010072902000207.html

初出場で8位に入賞したバンクーバー冬季五輪から約5カ月。フィギュアスケート男子、21歳の小塚崇彦(トヨタ自動車)は2014年ソチ五輪を意識しながら、今季開幕を待つ。「1年ごとの目標だけでは成長しない。4年間でいろいろと吸収し、引き出しを増やしたい」と積極的だ。

 五輪本番で日本勢ただ一人、しかも国際大会で自身初の4回転ジャンプに成功。一方で銅メダル獲得の高橋大輔(関大大学院)らトップ選手と表現面で力の差を感じた。

 五輪後のことだ。「タカ(小塚)の表情、どうにかならないかな」。現在は振付師として活躍するカナダ人の元世界王者、カート・ブラウニング氏が苦言を呈した。

 小塚の振り付けを担う元世界女王の佐藤有香さんは「じゃあ、カートがプログラムつくってよ」と返答。7月の「プリンスアイスワールド」「THE ICE」のアイスショーで、小塚が笑顔で披露した演目はそんな経緯でつくられたという。

 今春、五輪後の演目の振り付けでカナダのトロントに滞在して“表情づくり”に取り組んだ成果だ。単身で初めて海外に渡航したが「インラインスケートで町を移動し、バスや地下鉄の乗り換えもばっちり」と精神的にたくましくもなった。

 フリーのプログラムは4季ぶりにクラシック音楽に挑戦する。最大の武器は、五輪代表だった父親譲りの滑りの技術。これに大人の雰囲気も加われば、さらに多くの観客を魅了できるはずだ。


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そーいう経緯ですか(笑)。
早く見たいっっっっっ。

モロゾフが言っていたが(正確な発言は忘れた)、
安藤選手が曲に入り込めない理由として
「だって恥ずかしいんだもん」
と良く言っていたそうだ。

そう、それは日本人の美徳ではあるが、
表現の上ではマイナスとなる。

小塚選手に足りないのは笑顔ではなく、ナルシストな気持ちだと思う。
高橋選手や羽生選手は、非常に良い意味でナルシストなので、自分の世界に入り込めるのではないだろうか。


私は彼の上品さを活かして欲しいと思う。
バレエやって、王道王子系が希望~。

もう少し上半身、特に背中が使えるようになるとまた違うだろう。
その辺、有香さんは巧いはずだから、そのうち、使えるようになるだろう。


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ご参考までにカート・ブラウンニング振付のアボットの2007-8シーズンショート。
http://www.youtube.com/watch?v=mJ4XAcIbRe4

素敵なんだけど、難しそう。
カウントとるのも大変そうなのに、これに4回転を入れていたアボットはチャレンジャー。
2008-9シーズンはエキシビションとして使用していた。


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