久しぶりに、おそらく日韓ワールドカップ以来、サッカーを見た。

当時と比較すると、驚くほど、日本は進化している。
荒天の中、イングランド相手に大健闘だった。
(韓国戦は見たくなかったので、見なかったが、見るべきだった。)

オウンゴールばかりだったが、
あの状態では、ボールに追いついたことを褒めるべきだろう。

相手が格上の場合、日本は攻撃の時入っていけず、いつも後ろに下がっていた。
(今も後半は下がり気味だったが)
そして、相手にスペースを与えっぱなしであった。
いつも団子状態になって、イライラしたものである。

かなり改善したっ!

運動量がかなりアップしてもいる。
これはオシムのお陰か?


日韓の時は盛り上がって、観戦にも行ったりしたのだが、
(そう、私はミーハー)
あの国の八百長で、興味を失い、それ以来見ていなかった。
(今回もやらかしていそうだが・・・)

しかし、あまりの盛り下がり・・・。
(そのお陰で放映権をNHKが取れたようだが)
少し、気合入れて見てみようかなぁ。


ジーコ監督で失望し、
オシムが病に倒れた時の状況で、日本サッカー協会に対する私の不信はピークに。
(日本サッカー協会も日本スケート連盟と同じだ)

オシムに後遺症が残らなかったのが不幸中の幸いだったが、
それは本当に嬉しく思ったが、
もし日本サッカー協会の対応がまともであれば、
サッカーの日本代表はもっと良い状態で、ワールドカップに臨めたことだろう。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

「オシムの言葉」という本がある。

随分前に読んだので、記憶が曖昧であるが、
なかなかの名著である。

想像していた内容と全く異なった。
単なる語録、戦術についての解説書と思っていたらとんでもない。
旧ユーゴの歴史・内戦を絡め、オシム自身の人柄・哲学を語っている。

サッカーは政治的な道具にもなるけど、平和への道具ともなりうる。
それを体現しているのがオシムなのでは、と思わされた。
彼の教え子達は、戦火を超えて、彼を愛している。

著者の木村元彦氏はストイコビッチにはまり、旧ユーゴにはまったらしい。
本書はユーゴサッカー三部作の完結編とのことだが、変わった人もいるものだ。

サッカー情報+ビジネスマン向け(人を観察して育てる彼の手法が管理者向け?)+旧ユーゴの歴史=感動
という感じだったと思う。

そらにみつ ~天満~
オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える amazon
オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (集英社文庫) amazon

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─


南アフリカは危険ということで、女子アナは派遣しないとのこと。
(今の韓国も危ないぞ。浅田・安藤選手の派遣もやめて欲しい。)

ブラジルでの五輪は女子アナはどうするんだろう?
あそこもひどいらしいのに。


ところで、なぜ、そんなに治安の悪い南アフリカで開催するかというと、
ジョアン・アヴェランジェ(FIFA版サマランチ?)という人物が、
欧州だけでなく全世界でサッカーを、という方針で、
アジアやアフリカで開催することにしたらしい。

サッカーは五輪と異なり、
まだ放映権でペイできるビジネスモデルなのであろう。


あまりに盛り下がっているのでなんとか盛り上がって欲しいものだ。
(私は判官贔屓の気がある)

他の国は見ていないから、確かなことはいえないが、
一次リーグは軽く突破できると思った。