日本経済新聞【女性、フィギュア人気高く プロ野球・Jリーグ陰り / スポーツ観戦 】
http://www.nikkei.com/life/finance/article/g=96958A90889DE2E5E5E3E6EBE3E2E3EBE2E7E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E1E2E7E0E2E3E2E0E6E6E1

2月の冬季五輪に続き、6月には南アフリカでサッカーのワールドカップが開幕――。
スポーツの国際試合を目にする機会が増えたが、国内ではどんな競技の観戦に人気があるのか。

野球やサッカーに陰りが見え、フィギュアスケートの人気が上昇していることが日本経済新聞社の調査で分かった。

 マクロミルに依頼し、4月中旬にインターネットで調査。20~60代の男女1000人から得た回答を、1年前に実施した同様の調査と比較した。

 料金を払ってでも見に行きたい国内スポーツを挙げてもらったところ、フィギュアスケートは2位。順位は昨年と同じだが、回答の割合は24.2%(前年比2.5ポイント増)に上昇。女性に限ると36.2%を占め、見たいスポーツのトップだった。

 一方で、過去3年間に料金を払ってフィギュアを見た人は1.8%しかいない。観戦経験の少ないことが逆に、今後見たいという願望を強めているようだ。

 回答全体で、見たいスポーツの首位はプロ野球(34.2%)。依然、他の競技に大差を付けてはいるが、前年比では1.2ポイント減った。3位のサッカーも2.6ポイント減の18.4%。過去3年間に観戦経験のある割合も前回調査を下回った。

 プロ野球観戦に関し不満を感じる点も尋ねた。最も多かった回答は「チケットが高い」(42.4%)で、これに「スタジアムの椅子などの設備」(30.2%)「駐車場が足りない」(30.2%)が続いた。

 女性では「もっとおいしい食べ物を提供してほしい」との声も。ゲーム内容より競技場の施設やサービスに不満を持つ傾向はサッカーでも変わらない。

 それでは、入場料金はどの程度が適正と見ているか。プロ野球で46.3%、サッカーでは45.2%が「1000~2000円未満」と回答し、実際よりも低かった。

 過去1年間にスポーツ観戦に使った料金は平均で1万659円。地域別では中部地方の1万5959円が最も多く、四国の1万2250円が続いた。逆に少ないのは北海道(6887円)、近畿地方(8224円)で地域差が大きい。

 男女・年齢別では50代・男性が2万697円で突出していた。

[日経MJ 2010年5月19日付]

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フィギュアは人気の模様。
このような声がどんどん高まり、興行的にもっと成功して欲しい。

現役のスケーター達にも金銭的なメリットがあるし、
引退したスケーター達にもプロとしての道が開ける。

そして、
地方興行も増えて、
競技人口も増えて、
リンクも増えていって欲しい。

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