既出のネタですが、正しい日本語でお送りいたします。


朝鮮日報【フィギュア:「キム・ヨナ株式会社」多難なスタート】
http://www.chosunonline.com/news/20100427000020

「キム・ヨナ株式会社」が発足した。「フィギュアの女王」キム・ヨナの代理人を務める法務法人・智眼は26日、「キム・ヨナの母パク・ミヒさんが代表取締役兼株主で、キム・ヨナが株主として参加する新設法人(株)オール・ザット・スポーツ(AT Sports)を4月20日に設立した」と発表した。

 キム・ヨナ側は2007年5月からIBスポーツとマネジメント契約を結んできたが、3年契約の期間が満了する30日を前に、既に「キム・ヨナは自分の会社を設立する」といううわさが流れていた。こうした中、キム・ヨナのマネジメントで中心的な役割を果たしてきたIBスポーツの役員が辞表を提出、キム・ヨナとIBスポーツの決別は既成事実化されたムードになっていた。IBスポーツは問題の役員を背任で告訴する方針と伝えられるなど、「キム・ヨナ株式会社」は多難なスタートを切った。

 法務法人・智眼は、「(株)オール・ザット・スポーツはキム・ヨナの今後の活動に関するマネジメントを担当するほか、キム・ヨナが出演するアイスショーの開催、スポーツ分野の有望人材育成などにも事業範囲を広げる計画」としている。パク・ミヒ代表取締役はプレスリリースで、「IBスポーツは複数の事業分野を手掛けており、ヨナのニーズ(要求)を反映した選手管理に限界があった。新法人を設立し、ヨナに対するマネジメントを直接行うのが必要だと判断した」と説明した。

 キム・ヨナのように、アマチュア選手が営利活動のために「家族会社」を設立するのはこれが初めてだ。プロ選手が自ら会社を設立した例としては、イングランドのプロ・サッカー・チーム、マンチェスター・ユナイテッドで活躍中の朴智星(パク・チソン)によるJSリミテッドがある。また最近では、プロゴルファーの梁容銀(ヤン・ヨンウン、Y・E・ヤン)が自身の会社YEスポーツ・ドリーム・アンド・フューチャーを設立している。プロサッカー選手やプロゴルファーの場合、年俸や賞金が収入の中心だが、キム・ヨナは広告・アイスショー出演・ライセンスの権利・スポンサーの後援金などが主な収入源という点が違う。


 キム・ヨナ側が設立した(株)オール・ザット・スポーツの収入は、今後の広告主との渉外やアイスショーの企画などをどれだけ専門的に行うかにより決まってくるものと思われる。キム・ヨナ側がIBスポーツにマネジメントを一任していたときは、収入分配を「選手75:会社25」にしていたが、自ら会社の経営に携わるなら、IBスポーツ側に手数料を支払わず、全収入を手にすることができる。IBスポーツ側は「この1年間でキム・ヨナが受け取った額は55億ウォン(約4億6500万円)だった」と明らかにした。キム・ヨナは独立によりいくら稼ぐことになるのだろうか。


成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

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東亜日報【金姸兒が会社設立、社名は「オールザットスポーツ」 】
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=070000&biid=2010042703328

「フィギュア・クィーン」金姸兒(キム・ヨナ、20=高麗大学)の会社が、とうとう設立された。

金姸兒の法律上代理人である法律事務所「智眼(チアン)」は26日、「金姸兒の母親の朴ミヒ氏が代表取締役兼筆頭株主で、金姸兒が株主として参加する(株)オールザットスポーツ(AT SPORTS)を設立した」と発表した。

(株)オールザットスポーツは、金姸兒の活動に関連したマネージメントを担当し、アイスショーやスポーツキッズの発掘・育成などに事業範囲を拡大していく考えだ。

●母親が代表取締役、金姸兒は株主

朴氏は、新しいマネージメント会社の設立について、「IBスポーツは、さまざまな事業を展開しているため、姸兒の管理に限界があった。姸兒をもっとしっかりサポートするため、新しい法人を設立した。姸兒を直接管理する必要があると判断した」と説明した。

ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムスンドン)にあるビルにオフィスを構えた同社は、金姸兒とIBスポーツ間のマネージメント契約が終了する30日以降の来月1日から本格的な活動を開始する。会社は資本金1億ウォンで設立され、朴氏が70%、金姸兒が30%を出資している。会社名は朴氏がつけたという。

法律事務所「智眼」の関係者は、「オールザットスポーツが、上場までを視野に入れているわけではない。しかし、金姸兒のみならず、ほかの分野にも事業範囲を広げる可能性はある」と話した。


●アイスショー、新人育成など事業多角化

一方、「智眼」は、議論を呼んだIBスポーツの主要役員の辞職問題に関連しては、まったく問題がないという立場を示した。

智眼の関係者は、「契約書には、『金姸兒と契約が切れる時点を基準に、18ヵ月以内にIBスポーツで勤務していた職員は、退社後2年間金姸兒と代行契約を結ぶことを禁止する』とある」とした上で、「辞表を出した役員が、自ら金姸兒マネージメント会社を起こせば問題になるが、そうでなければ契約上問題になることはない」と説明した。IBスポーツのク・トンフェ前副社長は、諮問役としてオールザットスポーツに合流するとされている。


●IBスポーツ「今後も協力関係を」

IBスポーツは、オールザットスポーツの設立について、「金姸兒が設立した会社が、これからうまくいってほしい。今後、事業を推進する際に協力できればと思う」とコメントした。

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IBスポーツ問題、既に解決済?
それとも捏造?

どうもヨナに限りは治外法権のようですし、
どうやってもこうやっても勝てないなら、ヨナ≒サムスンに媚売っておくとか?

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infoseek【キム・ヨナ「独立」泥仕合】
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/story.html?q=27gendainet000111205

女子フィギュアの五輪金メダリスト、キム・ヨナ(19)の“独立”をめぐり、母国・韓国メディアが、蜂の巣をつついたような大騒ぎだ。

 今月30日にヨナと現在のマネジメント会社「IBスポーツ」との契約が終了する。最近、IB社でヨナを担当してきた役員が辞表を提出したことから、「ヨナが自らのマネジメント会社を立ち上げる」との憶測が、韓国メディアを賑わせているのだ。「新会社名は『キム・ヨナ株式会社』、オフィスの用意と職員募集を始めた」と伝えたメディアもある。

「ヨナの独立は以前からウワサされていました。07年に3年間の独占エージェント契約を結ぶ際、ヨナとIB社の収益分配率は『3対1』で合意しましたが、その後の活躍で、ヨナの商品価値が飛躍的にアップ。『IB社の取り分が多過ぎる』との批判が高まっていたのです」(韓国メディア関係者)

 韓国紙・朝鮮日報によれば、IB社がCM出演料・後援金・ライセンス権利料などで、ヨナ側に支払った金額は3年間で計111億ウォン(約9億3800万円)。今やIB社の総売上高の約15%を占める。

 バンクーバー五輪の金メダル獲得で、商品価値はうなぎ上り。超が付く“売れっ子”を失いたくないIB社は、再契約交渉で収益分配率の条件を「ヨナ9、IB社1」と提示したが、ヨナ側は断ったという。

「これにIB社がブチ切れて、辞表を出した役員を背任行為で訴える構えです。この役員はヨナのCMやアイスショーへの出演を依頼されながら、会社に報告せず、仕事を契約満了後に先延ばしして、損失を与えたというのが、IB社の言い分です」(韓国メディア関係者)

 それだけではない。今後はヨナ本人も訴えられかねない。ヨナとIB社の契約書には〈契約終了時を基準に18カ月以内にIB社で働いた社員は、退社後2年間はヨナに関する業務に携わってはいけない〉との条項があり、IB社が「契約違反」をタテにヨナを提訴する可能性があるのだ。

 アイドルグループの「東方神起」もそうだったが、韓国の人気者は金銭トラブルがつきもの。それが、お国柄なのか。

(日刊ゲンダイ2010年4月26日掲載)