詳細はこちらhttp://www.usfigureskating.org/leaderboard/results/2010/64740/results.html

順位 名前 TSS ( TES / PCS )
1 Jeremy Abbott    87.85 ( 47.55 / 40.30 )
2 Evan Lysacek    83.69 ( 44.23 / 39.46 )
3 Johnny Weir     83.51 ( 45.32 / 38.19 )
4 Adam Rippon     72.91 ( 38.06 / 35.85 )
5 Armin Mahbanoozadeh72.56 ( 41.16 / 31.40 )
6 Ryan Bradley    70.63 ( 37.05 / 33.58 )
7 Richard Dornbush  65.79 ( 37.54 / 29.25 )
8 Grant Hochstein  65.55 ( 33.49 / 31.07 )
9 Jason Wong     64.56 ( 33.49 / 31.07 )
10 Brandon Mroz    64.45 ( 33.99 / 30.46 )



17 Stephen Carriere 58.68 ( 28.85 / 29.83 )

1~3位は予想通りの3人。
やはりファイナルに出た3人が代表といったところか。

この3人、成長したなぁ(泣)。
大事な大一番で崩れることが多かったのに。素晴らしい。

全員、異様な緊張。身体も固くなっており、ミスが続いた。
全日本もすごいと思ったが、全米もすごい。

プレッシャーのない、ジュニア上がりの選手がミスなく上位にきたという感じか。

大崩したのは、ブランドン・ムロズ。
伸び伸びと臨んだ昨季の2位がプレッシャーになったのか、4Tで手を突き、3Aが1Aに。
そして、ラテンはこの子には無理があると思う。

最後のチャンスだったライアン・ブラッドリーは4回転で勝負に出た。
4T+3Tは決まったが、2Aと3Lzとなり、演技終了後、頭を抱えた。
26歳。最後のチャンス。どうしても五輪に行きたかったのだろう。
従来よりプログラム密度が濃かったのも敗因の一つかもしれない。

そして、ステファン・キャリエールに至っては、放送すらされない。
世界ランキングがいきなり大幅に下がることはないだろうが、来期のGPシリーズの出場は大丈夫なんだろうか・・・。
国際大会でもPCSが低すぎると思うが国内でもこれは気の毒過ぎ。

ジュニア上がりは伸び伸びと。
特に、アーミン・マーバヌーザデーはクリーンに決めて僅差の5位に付けた。

んでもって、リッポンの4位ってどうよ~?
タノルッツ(ただし両手を挙げる)が2回転になったし、転倒もあったのに。
振付にキムチ臭が・・・。匂う・・・。
モロゾフのところにいた時は劣化大輔だった・・・。
3A飛べるようになったのは良いのだが、個性というものがないと思う。
そして、演技終了後、リンクサイドのワスプは「白ーっ」とした雰囲気だったが、
異様な叫びまくる黄色い声援が。
おいおい・・・。
フェイク・クィーンはカナダの養女かもしれんが、リッポンは韓国の婿養子などではないですぞ~。


ジョニーは固くはなっていたが、気迫を感じる演技。
クリーンプログラム。
好調→不調(ショーの出すぎ?)→好調→不調を近年繰り返していたが、
昨季の全米5位に奮起したか、今季はどの大会でもコンスタントにそれなりの成績を出している。
トリノ5位より上を目指せるだろうか。

ライサチェクは衣装を変えた模様。
3Aでステッピングアウト。
その後も焦りからか、自慢の「音楽との調和」が散々。
フリーでは落ち着いて演技すれば、首位奪還は可能。

アボットは、クリーンプログラム。
昨季はGFファイナルにピークを持ってきた感がある。
あんなに試合に出たのは初めてだったのも大きいだろうが。
元々技術はあるのだが、チキンだった。
技術があり名前が売れてない選手にありがちで、大技をかなり入れて、難しすぎるプログラムで失敗が目立つ傾向があった。
知名度も上がり、PCSが出るようになり(低めとは思うが)、演技も調整も変わってきたように思う。
ショートも難易度は高いので、TESの差がそのまま得点の差となった。
鍵はフリーでの4回転。
ライサチェクを全米王者として五輪に送り込みたいだろうから、どうでるか。


異様に目を引いたのが、Jonathan Cassar。
ジャンプはダメダメだったが、異様なイーグルを見せた。あのような深いイーグルは見たことがない。


全米男子は全体的に、ステップとスピンのレベルが高かった。
プロを目指しているスケーターが多いのだろうか、見せ方が上手い。
ステップで上手く見せている選手が多かった。


毎回思うが、アメリカは本当に層が厚い。
今まではシングルだけと思ってきたが、最近は、ペアも、そしてアイスダンスがすごい。
ペアでも波乱があったようだ。
アイスダンスは波乱が起き難いがどうなるだろう。
ベルビン&アゴスト、デイヴィス&ホワイトは確実。あと1組はサミュエルソン&ベーツか?
Jsportsの放送が楽しみだ。
ice networkで40ドル払うのはちょっとなぁ・・・。
著作権管理が厳しいのか、You Tubeでは全米の画像が見つけられなかった。


フリーは頑張って生放送を見たい。
楽しみだ。
ショートでプレッシャーに負けた選手もフリーは伸び伸びと頑張って欲しい。


しかし、全米、期間が長いね・・・。
これで四大陸に派遣される選手は気の毒だ・・・。