フランスのイザベル・ドロベル&オリヴィエ・シェーンフェルダーは私が思うに、旧採点時代の素晴らしいスケーティングスキルを持った最後のアイスダンスカップルだと思う。

そらにみつ ~天満~-ドロベル&シェーンフェルダー


バンクーバーに向けて復帰してくるかと思っていたマリー=フランス・デュブレイユとパトリス・ローゾンのバンクーバー復帰は無くなった模様(2008年5月に現役復帰なしと発表したらしい)。

スタビスキーが飲酒にによる死亡交通事故を起こして活動を停止していたデンコヴァ&スタビスキーも復帰はなさそうだ。
(韓国でのアイスショーに出演したスタビスキーがメタボ状態になっていた。
 それに、スタビスキーは身長が低いため、底上げスケート靴を使用しているが、あの靴で現在の超絶リフトは無理だろう。)


バンクーバーに出場予定の成熟した素晴らしいカップルはドロベル&シェーンフェルダーのみとなった。
このカップルはいつもメダル圏内にありながら、失敗をし、どうしてもメダルが取れていなかった。
一昨季の世界選手権では、金メダルに輝くも、昨シーズンはドロベルの怪我により出場せず。
今季はドロベルの出産により、長期休養を余儀なくされた。
バンクーバーでの金は固いと思っていただけに残念である。
(このカップルは同じコーチだったこともあり、デュブレイユ&ローゾンと仲が良いらしく、サポートも受けているらしい。)

ドロベルは、2009年10月2日に元気な男の子を主産し、10月26日から練習を再開している模様。
欧州選手権にも出場するようだ。

オリジナルダンスはフレンチ・カンカン。
これは一昨季には却下されたと言っていたと思うが(新しすぎてフォークとは言えないという理由だったように思う)、今季はOKなんだろうか?
フリーダンスはシャンソン。ジャック・ブレルの「La Quête」。
こんな曲。


現役復帰し、メダルを獲得すれば、フィギュア初のママさんメダリストではないだろうか?
深いディープエッヂ、シンクロしたスケーティングをはじめとした、成熟したカップルの技術を見せつけて欲しい。


彼女達のトリノでのフリーのプロが非常に好きだった。
http://www.youtube.com/watch?v=zd7QKSHBUJs
ベニスの仮面カーニバルがテーマ。
手袋で仮面を作るのが面白く、ステキなプロだと思った。

トリノでは4位に終わったが、出来ればバンクーバーでは金を採って欲しい。
難しいとは思うが。