織田信成、優勝おめでとう!!!
GPシリーズ、2戦2勝です。絶好調!

そらにみつ ~天満~-織田信成 中国大会フリー


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1 織田信成 JPN 239.58 1 1
2 Evan LYSACEK USA 232.17 3 2
3 Sergei VORONOV RUS 220.39 2 3
4 Samuel CONTESTI ITA 207.85 4 4
5 Yannick PONSERO FRA 195.12 6 6
6 Stephen CARRIERE USA 195.08 7 5
7 Chao YANG CHN 189.99 8 8
8 Kevin REYNOLDS CAN 188.47 11 7
9 Jinlin GUAN CHN 187.95 5 9
10 Denis TEN KAZ 182.63 9 10
11 Armin MAHBANOOZADEH USA 176.53 12 11
12 Ming XU CHN 163.57 10 12
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男子も女子と同じくBS朝日でショートは見た。

織田信成はフリーがショート同様の出来であれば、優勝は順当であろう。
フリーは4回転は回避、トリプルアクセルが一つ1回転半になった。
しかし、全ての要素で加点を貰っている。なかなか出来ることではない。
スピンは全てレベル4。
ステップはレベル3。1つはレベル4が欲しいところ。
これで4回転が安定すれば、非常に楽しみ。

全くもってどうでも良いことであるが、織田母(憲子)、キレイになってない?


王者ライサチェックは今季は厳しい戦いになりそう。
彼は非常に素晴らしい表現者である。
(PCSが高いのにも納得出来る。
 織田より少し高いけど、当たり前だと思う。)
長い手足を活かしたステップなど、目を奪われる。
今はレベル3/2だけど、シーズン末には4に仕上げてくるだろう。

ただ、ジャンプが・・・。
勢いつけて、ブンって感じで飛び上がるのだけど・・・
異常に低くて、ガクっとする。
ジャンプでの加点は厳しいから、他の要素で稼ぐしかない。
(フリーでは3F+2T+2Loの3Fと2Loが回転不足。
 ただしショートで3Fはeを付けられていたがフリーではなし)
昨季は振付はタラソワだったが、今年はローリー・ニコル。
正しい選択。
得点が欲しい人はカナダ人振付師に乗り換えている。
(最も、ローリーはチャンの振付に一番力を入れているだろうけど。
 昨年も世界選手権の前にはチャンに非常に手間をかけた模様。)
プルシェンコとランビエールの参戦で4回転が絶望的なライサチェックは五輪は厳しい戦いとなると思うが頑張って欲しい。


セルゲイ・ボロノフはフリーではジャンプの失敗が3つ。
3Lz+3T → 2Lz+3T
3A →1A
3F →2F (しかも「!」付)
ショートでもフリーでもキレイに4回転を決めている。
技のつなぎを工夫すれば、もっと得点が出そう。

ショートで4回転で転倒したポンセロは、フリーも2回転倒。
ショートでの転倒は、ひどいもので、怪我をしてないか心配である。
腕を切っていたけど、どこか傷めたかもしれない。

ステファン・キャリエールは昨季から非常に垢抜けたと思う。
(演技も雰囲気も。)
ただ昨季は結果を残すことができなかった。
国内では、アボットとムロズが急成長したことも彼にとってはマイナスだった。
(厳密に言うとアボットは成長ではなく、結果を出せるようになった)

SPを見た限りでは、キャリエールのPCSがコンテスティに負けた理由が全く分かりません。
コンテスティは「表情が素晴らしい」らしいですが。

しかし、コンテスティ、SPは非常にウケの良いプログラムです。
昨年のFSみたいな感じ。
技術のなさを振付でカバー。
奥さん、超~内助の功。
素晴らしい振付!!
その上、イタリア国籍プレゼント!!!

デニス・テンはジャンプに苦しんだ。
ショートでは転倒はなかったものの、全てのジャンプの着氷が乱れ、
フリーは2回転倒の転倒。
結果、2Aでミス無しの楊超に負けてしまった。


注目したのはシニアデビューしたばかりのアーミン・マーバヌーザデー。
昨年のジュニアGPFで2位の選手。
アモディオ(JGPFで1位)やテンと同じく、小柄ではあるが、非常に表現力がある。
体全体を使えるし、スケーティングにも伸びがある。
これからに期待。