帰り道、自転車に乗り夜風を切る
BGMは
"What's Going On" - The Louis Hayes Group
帰り道の5時間前
まだ聴いていなかったCDをCDウォークマンにセットし

アルバム"Variety Is The Spice" - The Louis Hayes Group
向かう先はお気に入りのジャズライブバー
このアルバムが思った以上に良くて、
電車待ちの時間に流れたサックスの音色に思わずため息
ちょっぴりスピリチュアルなクラブ系ジャズ
これは良い
YUKI(vo)小川翔(g)徳田智史(b)砂掛裕史朗(ds)

このヴォーカルのYUKIって人、
これがまぁ曲と曲の間でペラペラ喋る
おしゃべり好きな人なのか知らないけど、
歌を聴いてきっとおしゃべり好きなんだろうなって思った
この人の歌は音程/メロディーより先に言葉が聴こえてくるから不思議
歌いながら常に誰かに話しかけてる感じ
後からその時の気分の音程が付いてくる感じ
なんか楽しそうで、気付くと見入ってる
ギターも良かった
激しいフレーズは全然なくて
耳から入った丸い音が少しずつ胸に貯まる
内側から少しずつ貯まったものが熱を出し始めて
フレーズの途中で1回だけストロークしてコードをジャーンと鳴らす
熱が優しく広がる
そこで畳み掛けるフレーズ、音の波
あんた最高ですよ
ベースも良かった
ベースのソロパートでのドラムとの掛け合い
楽しすぎてニヤニヤがとまんねぇ
ナイスタイミングで音を出さない、思わず グッ と、引きの美学
ベースソロ中のドラムの人の抑えきれない笑顔が忘れられない
ドラムも良かった
絶対ラテン好きなはず、間違いない
そもそも見た目がラテンな雰囲気しまくってた笑
jazzの雰囲気だけど、たまーに入るラテンのリズム
思わず体揺らしてノってまうやん
久々にどっぷり浸かるライブでとっても良かった
時間がアッという間で、ライブ終わっても店から出たくない気分だった
↓YUKIさん
今回のライブの演奏曲の1つに
「I can't help it」
という曲があった
途中のメロディーが最高に気持ちいい
↓00:36のところ
"I can't help it" - Michael Jackson
曲の提供者はスティーヴィー・ワンダー
さすがやで
YUKIさんのミニアルバムにも、
行き帰りに聴いたアルバムにも、
「My Favorite Things」
のカバーが入ってることに気が付いた
どちらのアレンジもいい感じ
スタンダートっていわれる曲って色んなアレンジあっていいね
自分たちもアレンジにこだわらず
まずはスタンダードな曲を多くできるようにして
やれることの幅を広げていきたいって思ったよ

マガリ