気持ちが強いか弱いか、今となってはどうでもいい。
ただ、俺みたいな敗残者にならないためにすこしだけ話しておこう。
個人の性格を形作るのは【習慣】だと俺は思う。
子供なら夏休みの宿題をためちゃったり、部屋を片付けなかったり、
お礼や連絡をしなかったりしても、子供だからしょうがないかと許され
る事もある。
だが、大人になってもそんなことを続けていては、それが自からの
性格=本性と化してしまうという危険性に、いまだ多くの若者が気づ
いていないようだ。
怠惰は、面倒なことを避ける人間を作り、やはりそれが大事な意思
決定時にも影響を及ぼす。
我慢すること・不便なこと・積み重ねることが苦手になると、貯蓄や
あるもので済ますといった、当然すべき日常の決まりも当然破る事
に違和感がなくなってしまう。
これからの人は、makeinuにならないためにも、完全なる敗北者の
述懐は真摯に傾聴したが良いだろう。
俺は怠惰が性格となり、重要な判断も己の気分の満足する方向に
理屈を合わせ、あたかも客観的に合理性ある大人の判断であるかの
ごとく装ってきた。
つまり、真実は苦労が伴うから、よりどころである【自尊心】を満足させ
るために外面を皆が納得ゆく賢い理由で繕い、嫌な真実を選ばないよ
う自分の頭脳を使ってきたのだ。
本当のことは、俺しか知らない。
嫌だから逃げていたのだという真実は、周りからはまったく見えない。
こんな人間性だから、当然金銭・物品・人間関係その他一切合財の
社会的重要事で真面目で合理的な判断など下せようか?
嫌なこと、逃げ出したいことがあったら、静かに考えてみると良い。
それが客観的に見て、7割以上自分のエゴに基づいているなら、その
道は進まないで現状にとどまるほうが良い。
それをエゴだと認識しながらやってしまうと、たとえその時上手くいって
も、そういった性格が自分自身の本性となる。
そういった現状逃避・エゴな判断・怠惰などの塊が今の俺だ。
無頓着・無感動そして未来にまったく望みが無い俺だ。
こんな人間になりたいならどうぞ。
これまで話してきた俺の生き方をただ踏襲すればよい。甘くて楽な世界だ。
