竜門小屋に着き、ごはんを炊く準備のあと、星を撮る用意をはじめました。

じつは、先日。誕生日だったのですが、誰もなにもプレゼントしてはくれないものだから、自分で買いました。

それが、この三脚です。
カーボン製なのですが、丸いパイプではなくなぜか角の丸い三角形。
山の草とか花とか虫とか-三脚の足

足の開きを調整するのは、こんな構造になっていました。
グレーの部分を回すと、ヒンジのところであたる角度が変わります。
山の草とか花とか虫とか-三脚

自由雲台は作りつけ。
上が交換できない分、ずいぶんとすっきりしています。
山の草とか花とか虫とか-三脚 自由雲台
見た目はコンパクトで華奢なようですが、意外とどっしり止まるので気に入りました。
なぜか、半額にしてもらいました。売れないのかな?これ。

三脚のうえにカメラが載っていますが、実は今回もカメラが二台。
キヤノンのほうは、星を撮るために持ってきました。

16:03
今宵の月齢は7.7。上弦の月。
つまり、日没時に南に月があります。
日暮れが近づきました。
山の草とか花とか虫とか-日暮れ近づく竜門小屋

16:24
竜門山まで登ってみると、ガスをたなびかせた西朝日岳のうえに上弦の月。
山の草とか花とか虫とか-西朝日岳と半月

小屋に戻り、ごはんを炊き、夕食後には日が沈み、星が見え始めました。

17:50
寒江山に、北斗七星がかかります。
山は月光に照らされていました。
月光のある星空は、青く見えます。
山の草とか花とか虫とか-寒江山に北斗七星
(注:昨日に載せた山にかかる北斗七星とは違う写真です。)

写真の下に見えるのは、竜門小屋西の草原。
奥に月山。そのうえの線は、人工衛星?
山の草とか花とか虫とか-月山方向

月光に照らされる星の竜門小屋。
山の草とか花とか虫とか-星の竜門小屋

ひとしきり撮影を終え、小屋に戻ると、窓にも星空がひろがっていました。
このような写真を撮れるのは、小屋にひとりきりだからですね。
ほかに人がいたら、明かりをつけられているか、うるさいと怒られます。
山の草とか花とか虫とか-窓に星空

このほかにも、いろいろ撮ったのですが、キリがないのでこれくらいにします。
それでなくても、写真が多くなってしまいました。

19:00ごろに就寝しました。山の夜は早いでござる。


と思ったけれど、夜中にふと目が覚め、外を見ると、月が沈むころでした。

ややや。
また外に出てしまいます。
23:30ごろ。西の空。
夕陽ではなく、西に沈みかけの半月です。
月も、太陽と同じく、水平線近くになると赤くなり、月光も赤みを帯びます。
山の草とか花とか虫とか-西の月
写真の左側に見える街の明かりは、村上市あたりでしょうか。

月光が赤く弱くなると、暗くなった南の空、竜門岳の上に煌々とオリオン。
雲は、ほんのりと赤い月光に照らされています。
山の草とか花とか虫とか-竜門方向のオリオン

月はいよいよ、海へ帰ります。
(「月が海に帰る」というのは、あれですよ。あれ。いわゆる詩情というやつです)
山の草とか花とか虫とか-月の入り

水平線は見えませんが、それに近いことを伺わせるように、月は形を歪めていきます。
山の草とか花とか虫とか-月の入り2

みかんの一房のようだった月は、真紅へ。
山の草とか花とか虫とか-月の入り3
このあと、雲か、水平線か、霞のなかへ消えていきました。

小屋に戻ると、寒江山には、はくちょう座が、北十字星になっておりました。
山の草とか花とか虫とか-寒江山の北十字
(どれが、北十字だか、いつも星を観ているかたならわかるかなあ?南寒江山のきわにヴェガ、写真左にはイルカ座も見えます。ちょっとマニアックなクイズみたいですけれど、線は引きたくない気分)

小屋にひとりきりなのを良いことに、夜更かししてしまいました。

翌日は、狐穴小屋から、以東岳に向かいます。
11月3日~5日。朝日連峰をあちこちぶらぶらっとしてきました。

秋の山は人がさらに少なく、小屋には1泊目は一人きり。2泊目は二人だけでした。

先ほど、今回行ったところの通過時刻などをまとめおわりました。
忘れやすいものだから、これは早めにしておかないと、追憶の彼方へ・・・。

初日の3日は、日暮沢小屋から竜門の小屋へ。
一日目のルートなどは、7月10日におなじルートを通ったときの記事があるので、そちらをご参照ください。一応。7月10日「朝日連峰竜門山へ1 日暮沢小屋~水場

朝はずいぶんとのんびり。
普通にあさごはんを食べ、おとなりのちびっこをじゃらしたり、じゃらされたりしていました。

日暮沢の小屋を出発したのは9:43分になってからでした。
小屋のまわりは、すっかり秋の様子です。
山の草とか花とか虫とか-日暮沢小屋から出発

小屋から発って、あいかわらずキュートな急登。
(日暮沢からは、古寺山に行く道もあり、そちらは今回下山で通りました。そちらはよりキュートなのでした)

あらら、イワウチワがもう咲いていました。
寒くなった後にいきなり暖かくなったものだから春になったと勘違いしたのかな?
山の草とか花とか虫とか-イワウチワ

10:38
ここは、朝ごはんで休憩したところ。
今回は、朝ごはんはすでに食べていますが、ちょっと荷が重いので幾分疲れました。
まだ、歩く足になっていません。今回も10分ほど休憩。
山の草とか花とか虫とか-前に休憩した場所

11:29
ゴロビツ(看板にはゴロビスと書いてあった)の水場は、ちょっと水が少なめ。
沢と言うか・・・。うん。水場です。
ここでは15分ほど休憩。あいかわらず休憩してしまいます。
山の草とか花とか虫とか-水のすくない水場

水場からちょっと登ったところで、なんとまあ。
今度はリュウキンカが咲いております。
こちらは、咲き残りと言う感じかな???
山の草とか花とか虫とか-リュウキンカ

さっさと登ればよいものを、ついつい遊んでしまいます。
ブナグルミがあちこちに落ちていました。
ブナハムシが発生しているので、実はどうなのかな?と思っていましたが、このルート上には結構落ちていました。ほかのところはどうかなあ?
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミ

一個いただいてみます。
手のひらの左がむいた実。右はからです。
くりのちいさいの。という感じ。
お味のほうは、あぶらが乗ってたしかにくるみのようです。
山の草とか花とか虫とか-ブナグルミ むいたところ
そういえば、これをトッピングしたクッキーをいただいたことがありました。

12:56
清太岩山山頂。
おなかがへったのでここで昼食。
山の草とか花とか虫とか-清太岩山山頂

今回の昼食は、ですね。
みそぱん。です。
AISO、とも読めますが、MISOとかきたかったのだろうと思います。
パンとクッキーの中間のぼそぼそ感。果てしなく素朴な味わいです。
これは、子どものころから慣れ親しんだ味だなあ~。ほんのりしょっぱい。
山の草とか花とか虫とか-みそパン
すごく水分をとられるので、コーヒーと一緒じゃないと食べられません。
しかし、これはですね。美味しいですよ。軽いし、すぐ食べられて良いです。
5個ほど消費。13個入りなので、あと8個。

あわわ。昼食に30分もかけてしまいました。13:22に発ちました。

ユーフン山を通過したのは13:54。
ユーフン山からは、竜門の小屋と、ちいさな名のない山。写真で小屋の左下。
この山。前回来たときに、入道雲がこちらにこなかったのに安心して、コーヒーを飲もうとインスタントコーヒーをカップに入れたら、北から風がびうと吹き、粉が目に入ったり、あちこちに四散したところです。
目にインスタントコーヒー(そのときはネスカフェの細かい粉のものを持ってきていました)が入ってうわあ、となっているのに可笑しくなり、ひとり笑っていたのを思い出しました。
山の草とか花とか虫とか-コーヒーのふきとんだ峰


竜門山頂と、小屋への分岐を通過したのは14:42。
小屋には14:52着。
約5時間のみちのりでした。
前回は6時間かかっているので、ちょっと早かった。

竜門小屋の外観は、以前も載せたので、今回はべつなところを。
え~と、なべしきです。ちゃんとなべしきと書いてあります。
このうえで調理しました。
山の草とか花とか虫とか-なべしき

とりあえずちょっと窓でも開けてみるか、と思ったら、ガ。
あらら。これはフクラスズメかしらん?
サッシのレールなどに何匹もいて、これは夜になったらパタパタと飛んでいました。
山の草とか花とか虫とか-ガ
実は、この夜は、この小屋にひとりきり。
フクラスズメが今夜の友です。

この晩の夕食は、白米を炊きました。
米をうるかして(水にひたして)いる間に、食糧をだして並べてみる。
今回は、2泊なので食料を十分に、と思い持ちすぎた食糧。
おなかの減っているときにパッキングするのは良くないな~。
なんでも持って行きたくなります。
山の草とか花とか虫とか-食料
おおきなアルファ米。フルーツグラノラ。チキンラーメンはさっぱり手つかずで残りました。
また、ここには写っていませんが、このほかに、中くらいのようかんを4つ。炭水化物の鬼です。
重さあたりのカロリーと、価格で考えれば白米が一番だなあ。ちなみに、1食あたり2合でした。

明日は、この夜の星空について書きますね。では。


Plant×50

イワウチワ、リュウキンカ、ブナ(実)・・・3種×50=150円

蟲×50

フクラスズメ・・・1種×50=50円

climb×100

清太岩山、ユーフン山、コーヒーが吹き飛んだ山・・・3座×100=300円

11月1日から累計500円  10月:3,900円 9月:3,700円  4~8月:18,150円
山に行ってきました。とりあえずの報告です。コメント欄はとじてあります。

時間などを整理してこれから・・・ちょっと日数を要するかも知れませんが、書いていきたいと思います。

ところで、え?どこの山?(そういえば、出発前の記事には、山に行きますとだけ書いてどこの、とは書いていませんでした。)

ぼくが山に行くといったら、朝日連峰のことなのでした。(家族内で)

一人きりの山小屋では、窓から星が見えました。
山の草とか花とか虫とか-窓に星空

さて?どこの池でしょう。
山の草とか花とか虫とか-大鳥池を眼下に

遥か彼方に、三角形の山。
山の草とか花とか虫とか-以東岳から大朝日

きつねが出そうになってきた。
山の草とか花とか虫とか-狐穴からの夕陽

月夜の山と北斗七星。
山の草とか花とか虫とか-以東岳と北斗七星

山の草は、すっかりわらの色になっていました。
山の草とか花とか虫とか-大朝日岳から以東岳

3日目に帰ってきて、1日目の写真などを眺めると、すっかり自分でも忘れています。
山の一日と、里の一日。
おなじ時間が流れているようには思えない。そんな気がしました。